横浜で開催された時、行くかどうか迷ったのですが、「遠い、暑い」の理由で、申込みませんでした。
大阪でのライブを配信してくれたのは、有難かった。「サークル・オブ・ライフ」から始まり、大好きな「テイク・ファイブ」もあり、非常に楽しいライブでした。
間のトークでは、松平健さんの代役の話もあり、北翔海莉は5人くらいいるんじゃないかと言われたとのこと。私もビルボードがあるのによく引き受けたものだと思っていました。まぁビルボードは何度もやってるし、聴いたことのある曲歌うだけかな、などと失礼なことも思い。
とんでもなかったです。昭和歌謡コーナーがあり、まず「他人の関係」振りも完璧でした。「Desire」がとても良かったです。何と言ってもフラメンコ。女バージョン、男バージョン二つもあったのですよ。どれだけ練習したか、体力使うか想像すると絶句ものです。
このチケット買うのに、何故かパソコンでは買えず、タブレットの小さい画面で見たのは残念。終わってからあれこれ原因をさぐり、ウィルスソフトのVPNが原因とわかりましたが、これオプにして大丈夫なんですかね。
(北翔海莉を真ん中にしたら、主演の松平健さんの幟が消えちゃった)
もう一週間前のことなんですが、7日に観劇。おかげ様で「マツケンサンバ」を生で観ることが出来ました。みっちゃん、代役ありがとうです。
お芝居は「暴れん坊将軍」。みっちゃんは男装の麗人、町娘姿、お姫様姿。もちろん、殺陣あり。「蘭」を思い出しました。吉宗推しなんですが、目の前にいる「徳田新之助」が吉宗と思わず、「吉宗様、吉宗様」一途なのが可愛い。
ショーはマツケン祭り。私は知らなかったのですが、マツケンマハラジャやマツケンマンボなどいろんなパターンがあるのですね。会場大盛り上がりでした。みっちゃんは「ハナミズキ」と「奇跡」の二曲をうたってくれました。「どんなに切なくても、必ず明日はくる」この歌詞は何度聴いても、涙溢れます。この曲を聴いただけでも、行ってよかったと思いました。
11時に始まった公演、終わったのは3時過ぎていました。7日は2回公演の日で、明治座出る時にはもう夜公演、観劇の人が一杯。松平健さんはほとんど出ずっぱりで、70歳過ぎてのあのエネルギーはすごいです。
みっちゃんの50周年は観ることは不可能だけれど、せめて30周年くらいまでは、頑張りたい。
憧れの安奈淳さんと北翔海莉さんが、同じ舞台に立つのなら、少々遠くても、夜公演でも行きますとも。と言っても私はベルばら以前に宝塚を離れたので、安奈さんの舞台を観たのは何回?という感じですが。
鳴海じゅんさんは今でもザ·男役でした。七瀬りりこさんの音域の広さと声量は圧倒的でした。アロージャズオーケストラの演奏も素晴らしくて、正に至福の2時間でした。
みっちゃんの曲
summer time (りりこさんと)
As time gose by(カサブランカより)
Under the sea(リトルマーメイドより)
On the sunny side of the street
ニコライとプガチョフ(鳴海さんと)
みっちゃんの歌は、歌詞がそのまま心に伝わるように感じます。
二幕は安奈さんの世界でした。「愛の宝石」を歌いながら出てきた時には、空気が変わりました。「ブエノスアイレスのマリア」は圧巻でした。「愛あればこそ」を鳴海さんとデュエット。「もう高音が出にくいので、下のパート歌います」とおっしゃっていましたが、二人のハーモニーとてもよかった。(みっちゃんとだったら、もっとよかった)
4人で「アマール・アマール」。安奈さん、今年喜寿ですって。「私、芸能生活60周年なのよ。」「先日、北翔さんの25周年のディナーショーに行かせてもらったのですが、あと35年頑張ってね」60年で一区切りと思っていたけれど、若い人の歌を聴いて、歌えるうちは頑張ろうという気持ちになった、とか。こちらも聴きに行けるように頑張らないとですね。
東京オペラシティには初めて行きました。地下鉄直結だったので、外装は見ていないのですが、内部の豪華さにびっくり。パイプオルガンまでありましたよ。
イルミネーションもとても素敵でした。寒い日でしたが、心が暖かくなる一日でした。
昨日、東京會舘で行われたディナーショーに行ってきました。お昼の部だったから、正しくはランチショーですかね。東京會舘はお料理もとても美味しく、またスタッフの気配りもすばらしくて、さすがでした。
写真の奥の紫色の飲み物がカクテル「イル・モンド」です。上に銀箔が載っていました。
お食事が終わっていよいよショータイムです。演出は岡田先生、演奏は佐伯先生はじめブラックキャンディの皆様。始まりは「シトラスの風」から、メドレーで「ロマンス」まで。14曲だったかな。「メリー・ウィドー」あり「ノバ・ボサ・ノバ」あり。懐かしかったです。共演の大真みらんさんと漣レイラさんのダンスも素晴らしかった。
「うたかたのオペラ」から「蘇州夜曲」、「銀河鉄道」から「エメラルダスの歌」もありました。
「はじめての恋」を歌ったあとに、ちびスカイ登場。「クラップしようぜ」に大盛り上がり。
白い軍服姿で歌う「群青」は、何度聴いても涙が出ます。
関白宣言から関白失脚を歌ったあと、「頑張れ、頑張れ」と出てきたのがふうちゃん。サプライズゲストにびっくり。
二人で「美女と野獣」を歌ってくれました。
MCタイムでは大真さんが、音楽学校受験の時の、みっちゃんの様子を話してくれました。漣さんは退団後、語学留学していたそうで、その間に観たブロードウェイミュージカルは100本を超えるそうです。
ふうちゃんの離婚には触れられませんでしたが、みっちゃんから「乗り越えられない試練はない」と言われると「頑張ります」と。お仕事頑張ってね。
最後の曲は「イル・モンド」でした。岡田先生がみっちゃんのために詩を書いてくれたそうです。岡田先生とのエピソードも「さも、ありなん」と言った感じでした。芸能生活25周年ということで、25曲だったそうです。すごいよね。
アンコールは「 Climb every mountain」でした。すべての人が、みっちゃんのように強くはないのよね。悩んだり、泣いたりして日々過ごしているのよね。たまにみっちゃんの歌声を聴くことで、何とか元気をもらっているの。やっぱり、いつまでもみっちゃんファンは辞められないと思いながら帰宅しました。
帰りに通ったKITTE内には、本物のモミの木がライトアップされていました。
一幕はお芝居「先づ健康」。藤山寛美さんのお芝居をリメイクしたものだそうです。父親(北翔海莉)に親孝行しようとする兄弟なんですが、金持ち風の長男(小林功)は、実は借金まみれでも親に贅沢させようとする。次男(藤山扇治郎)は親にもしっかり働いてもらう。そんな兄弟の間をアタフタするみっちゃんはさすがの芝居でした。1時間も腰を曲げておじいちゃんをやるのは大変だったと思います
思わず「えっ!」と思ったニュース。真彩さんが生田先生と結婚ですって。
生田先生ってとてもシェイクスピアに詳しいインテリ風の演出家という感じで、やはり代表作は「ドン・ジュアン」ですかね。
その「ドン・ジュアン」で付き合いだしたと書いてあったから、在団中からだと思ってしまった。
退団してからの公演だったのね。真彩さんの活躍は目覚ましくて、ミュージカルが途切れることはないと言っても過言ではない。まぁ、あれだけ歌が上手なら放っておきませんよね。
演出家と演者の家庭って想像つかないけれど、お幸せに。
この「アルジャーノンに花束を」という小説、苦手です。幸福の在り方を、深く掘り下げないと読み進められない。だから、この舞台もみっちゃんが出なかったら観に行かない公演だったと思います。
私は大きな勘違いをしていました。アルジャーノンはハツカネズミだったのですね。知的障害者のチャーリーと同じ手術を受けて、最初は迷路を難なく通っていたのが、段々動きが遅くなる。それを間近に見ていたチャーリーの苦悩が始まります。
みなさん、熱演でした。チャーリー役の浦井健治さんは、知的障害者から天才になる変化が劇的でした、そんなチャーリーを見守り愛するキニアン先生(北翔海莉)や、チャーリーの周りの戸惑いが舞台だとよくわかります。なかでもアルジャーノン役の長澤風海さんのダンスは秀逸でした。
結局チャーリーは知的障害があった方が、友人にも恵まれ、苦悩も少ないという、ある意味ベタな感想しか思いつかないのですが、舞台を観た上で小説を読んだら、違う感想が生まれるかもなと思った舞台でした。
久しぶりにみち友さんともお会いできて、楽しいひと時でした。