2019年1月20日 (日)

仏教抹殺

41z9hsdnul_3廃仏毀釈で一体どれだけの文化財が失われたのか。

興福寺にあった国宝級の仏像も焚火にされたり、国内外に流出したりして、今、国宝になっているのは、幸運なごく一部の仏像だった。
あの五重塔も、ただ同然で民間に払い下げられた。今、残っているのは、解体費用が捻出できなかっただけ。
など、信じられないことを、同じ日本人がやっていた。
驚くばかりです。

中でも、水戸と鹿児島は斉昭や斉彬の時代から、金属を大砲などの鋳造にあてた。名君として名高い斉彬ですが、贋金作りもしていたそうです。前から不思議に思っていたんですよね。あんなに軍備力整える力が、どうして薩摩にはあったのって。この本を読んで納得。
鹿児島は、当時お寺100パーセントなくなったそうです。

著者は丹念に各地を回り、今も残る廃仏毀釈の足跡を取材しています。
明治政府は「神仏分離令」を発しただけなのに、どうしてこんなことになったのか。

著者は四つの要因を上げています。
権力者の忖度
富国政策のための寺院利用
熱しやすく冷めやすい日本人の民族性
僧侶の堕落

今にも通じる、痛烈な教訓かもしれません。

2019年1月19日 (土)

流出した日本美術の至宝

414qpf58gol_3私がよくお邪魔しているブログがあります。とても博識なのと、充実した毎日は、あこがれでもあります。
共通点は「みっちゃんファン」。と言っても、あちらは古くからのファンで、私などは足元にも及びませんが。
ニアミスしていたりしたことを、後から知ったりして、お会いしたことはないけれど、時々、メールのやりとりをさせていただいています。

この本もそのブログで教えていただきました。絵画の知識ほぼゼロの私が「江戸あばんぎゃるど」を観て、もっと詳しく知りたいとkindle版を購入しました。余談ながら、kindle版は読めない漢字、意味がわからない文字を長押しすると、即教えてくれるのがとても便利。

いやいや、驚くことばかり。
ボストン美術館に膨大な量が渡ったきっかけは、美術とは何の関係もない「ブラキオポッド(シャミセンガイ)」だったこと。
俵屋宗達も忘れられた時代があって、フリーアの収集で再び注目されるようになったこと。
帝国ホテルを設計したライトが、浮世絵のディーラーだったこと。
その浮世絵6000点はボストン美術館に寄贈され、今ではオンラインで見られること。

一度はフランスに渡った浮世絵を、松方幸次郎が買い戻し、今では大半が東京国立美術館にあること。
「ほぉー」だの「へぇー」だのつぶやきながら、一気に読めてしまいました。

感じるのは、初めて接した日本美術に魅入られた外国人のバイタリティ。それに対して、自国の美術評価が低い日本人。
印象的だったのは「吉備大臣入唐絵巻」を落札したが、直後に関東大震災が起こり、買い手がつかず、10年近く蔵に眠っていたのを、ボストン美術館が買った時、かかわった日本人が「国賊」とまで言われたこと。
(10年の間に買えばいいだけのことで、買わなかったほうが悪い。)

この絵巻が初めて展示された時は、日本が満州国を作った時期で、アメリカでも日本に対して厳しい意見ばかり。でも、この展示を見たアメリカ人から称賛の声があがったこと。
絵画一枚、されど親善大使ともなる美術。

今はボストンに行かなくてもオンラインで見られます。フリーア美術館も門外不出ながら、デジタル化で見ることが出来ます。

2018年12月 9日 (日)

海の上のピアニスト(本)

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日にちがたっても、余韻の残る舞台。
忘れないうちにと、本を購入しました。

2時間足らずで、サクッと読めるのですが、
内容は深い。ノヴェチェントが船を降りれなった理由はわかるような気がしますが、でもと思ってしまう。

もしもですよ。睡眠薬でも飲ませて、無理に、下船させたら、どうなっていたのかな。精神を病んでしまったのかな。それとも、ピアノを、陸でも弾いていたのかな。

もし、船が着いたところがニューヨークではなく、もっと田舎だったら、降りれたのかな。ヴァージニアン号からから新しい船に移動するのは可能だったのかしら。

と、ノヴェチェントが生きることばかり考えてしまう。
最後に、みっちゃん演じるノヴェチェントが最後に見せた、寂しそうな笑顔が、心から離れない。

私、この公演、1度しか見ていないのです。出演者3人、朗読劇と聞いて「小難しそうな」と思ってしまって。今は激しく後悔。5回全部ではないにしても、複数回観るべきでした。北千住なんて近いのに。

それにしても、5回は少なすぎる。2000人観ただけで、この公演が、残らないなんて。
1時間半弾きっぱなしだった、大井さんのピアノの音色も、だんだん記憶から消えていくし、喜多村さんの熱演も、だんだん忘れるし。


新派なんて観たことないのに、来年、喜多村さんが出る「日本橋」のチケット取ってしまいましたよ。観劇係数がだんだんと上がっていく。

2018年6月29日 (金)

千葉市美術館

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「岡本神草の時代展」に行ってきました。ちらしの「口紅」。身八つ口から出ている手が艶めかしい。もう少しでお化粧が終わる舞妓の顔は、なんとも妖艶です。

神草は38歳で亡くなってしまったので、完成した作品がとても少ないのですが、下図というか、草稿が同時に展示されていて、比べながら観ると興味深かったです。
完成図はともかく、草稿まで丁寧にとってあったことにも驚きます。奥さんの実家に保存されていたそうですが、捨てられなくてよかったです。

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「拳を打てる三人の舞妓」は国展に間に合わず、6日前に自分で鋏を入れたとか。選外佳作を受賞したそうですが、間に合わないなら、次の年にという考えはなかったのでしょうかね。この作品は草稿がとてもたくさんあって、この絵にとても思い入れがあったことがうかがわれます。完成品もあるらしいですが、見つかっていないそうです。
この絵についてはこちらに詳しく載っています。

「アートな夜!」で観た「婦女遊戯」などすべて観ることが出来ました。ほかにも師匠の菊池契月や同時代の仲間たちの作品なども展示してありました。

「浮世絵黄金期からの展開」も同時開催されていて、歌麿や春草などの浮世絵も観ることが出来ました。

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千葉市美術館は、昭和2年に建てられた銀行の千葉支店を修復すると同時に、これを覆うように中央区役所と美術館が入るビルが建てられたユニークな建物です。旧銀行は「さや堂ホール」として、コンサートなど開けるようになっています。このホールもとても素敵でした。

2018年5月 6日 (日)

編み物

みち友さんから去年いただいたシルクの糸。
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すぐにストールを作りましたが、まだたくさん糸余っている。何かにしようとずっと気にはなっていたのですが、やっと手をつけました。

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これじゃあ、なんだかわかりませんね。

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少し形になりました。

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本体が出来上がりました。もう少し丈を長くしたかったけれど、これで糸なくなりました。

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襟ぐりと脇の始末して出来上がり。
編み図は無料で公開してくださっているこちらからいただきました。

プルオーバーとして載っていましたが、私はワンピースの上に着るベストにしようと思って編みました。何日間か集中して編んでいたら、肩こりが~。(B型気質で、気長に、ってことが出来ない人)

いよいよ、大阪でみっちゃんの舞台始まりましたね。こちらに来るのは10日後。ワクワクです。

ライオンズの好調はまだ続いています。まだ、試合終わっていませんが、今9対0で対楽天戦、3連勝しそうです。うふふ。

旦那「パリーグつまらなくなるから、そろそろ負けてくれない」
私「私が機嫌いい方が家庭内平和じゃないですか。もっと勝ってほしいわ」

2017年12月 6日 (水)

ワンピース

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先日、日暮里まで行って生地を買ったので、ワンピースを作りました。コーデュロイ生地のリバティプリントのワンピースです。

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上にジャケットを羽織ると、今の時期にぴったりです。

P4300019(’11年4月)

だいぶ前に作ったこうの早苗さんの型紙を使いました。型紙に工夫があって、ほっそり見えるようにできているので、お気に入りなのです。
縫ってる途中で、ミシン壊れ、新しくしたので、このワンピースだけで止めると、7万くらいのワンピースになってしまうので、しばらくミシンをカタカタしなくては。

この生地はワンピース作ろうという目的あって買ったものですが、舞台衣装を扱うお店に入ると、キラキラやヒラヒラがいっぱいで、見るだけで楽しくて、つい目的もなく、いろいろと買い物。こうやって、押し入れの中にいっぱい生地がたまっていく…。

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こちらは、この間みち友さんとランチした時にいただいたカーディガン。模様はクロスステッチ。見るだけで、びっくりの凝った編み物です。ありがとうございました。

2016年8月 3日 (水)

パッチワークの作品たち

都知事選終わりましたね。私は都民ではないので、選挙権ないのですが、もしなら誰に入れたかな。鳥越さんは早くに私の中では×。この方は単に安倍さんを困らせるために、立っただけで、都知事になって何したいというのが伝わってこない。

小池さんは喧嘩腰だし、増田さんは組織にのっかてるだけの候補。入れる人ないじゃん、選挙権なくてよかったと思っていたら、小池さんの圧勝。お仕事頑張って。

ポケモンGOゆる~くやっています。あんまり市内から出ないので、レアなものなかなか出ないし、何がレアかもよくわかってない。でもポケスポットに行くと、見慣れた光景でも「こんな所に」と新たな発見があって、それが楽しい。

昨日手賀沼公園に行ったら案内板の説明「趣味悪い、なぜピンクにした」ほんとにピンクだと初めて知りました。やくさんも初めから拒否ではなく、こんなゆるい楽しみ方もあるって知ったらいいのに。歩きスマホなんて全然してないですよ。

で本題。ディアゴスティーニのパッチワーク、最後のキルティング、ぼちぼちやっていますが、まぁいつ終わるか。でも、作品のほうはやっと終わりました。P7230142


作品の中で一番大変だったのが、このクッション。丸いところは丸くなってないし、尖がるところは尖がってないし、近めで見ると不出来そのものなんですが、これだけでも一か月くらいかかりました。

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最初の作品はこれ。2011年のことです。ここら辺は楽勝だったのですが。

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最後の作品がこれ。なんと発行が2013年でした。まったく手をつけない時期が3年ほどあって、今考えるとなぜ途中で止めなかったのかと思いますが、たぶん断る気力もないほどに、気持ちが落ち込んでいて、単に2週間に一度受け取るだけ、押し入れに押し込んだままでした。

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使っているもの、出来上がってもまた押し入れにしまったものあり、いろいろですが作品の一部です。

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これも結構大変でした。ピースが細かくて出来上がり、かなり小さくなり、ついていたファスナーでは合わず短いのを買ってきました。大体私、三角形に縫うという細かい仕事苦手なんですよ。

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これらはかわいいでしょ。ポーチと印鑑入れに日常使いにしています。まだ、大きなキルティングが残っているので、終わった感じではないですが、一つは終わったかな。

2015年1月25日 (日)

パッチワーク

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ディアゴスティーニのパッチワークシリーズ、とっくに発行済みなんですが、ずっと積んでありました。2012年が私にとって、とても辛い年だったので、その年を見るだけで、もう涙出てきそうで。

でも箱のまま積んでおいても、なくなるわけじゃなし、先日からまた少しづつ始めました。これは31号の「スネイル・トレイル」。この調子で、1週間に1号づつ片づけたら、今年中には終わる?かな。


12月22日に「宝塚友の会」には入らないと書いた、その数日後に入会しました。coldsweats01
全く言動不一致な人間です。一般の人間には、チケットがあまりに取りにくくて。
クレッジットの審査があって、届いたのは数日前ですけれど、「SUICA」ちゃんと持っているのに、なぜ「PITAPA」機能までついているのにしたのか、一か月前の自分に聞きたいです。think

これで、少しはチケット発売日に、パソコンの前に座ることが少なくなれば、いいんだけれど。甘いかな。

2011年7月24日 (日)

スワトウの生地

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先日、日暮里で買った生地、ブラウスとタンクトップになりました。長そでのブラウスにしようかと思ったけれど、前にも後ろにも袖にも刺繍が入るとかなりしつこそうなので、二枚にしました。

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こちらタンクトップ。前の刺繍が豪華です。

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後ろにも刺繍が入っています。

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生地が安かった分、ボタンに凝って貝ボタンにしました。ボタンだけで、生地の半額くらいしたけれど、それでも、3000円足らずで出来ちゃったので、満足です。

2011年7月21日 (木)

日暮里

とうとうライオンズ9連敗。この頃は試合の始めだけ見て、後は結果だけ携帯で確かめるなんて日々です。

家にいてもクサクサするので、日暮里まで買い物に行ってきました。1か月ほど前から繊維街に行こうと思って、地図も印刷していたのですが、この暑さの中、出かける気にもならず、今日になりました。

いろんな生地を見ているだけでも、ウキウキしてきます。
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写真ではうまく表れていませんが、スワトーの刺繍が入った生地3メートルで1800円。この刺繍を生かす作品はまだイメージ出来ませんが、細かい刺繍を見ているだけで、豊かな気持ちになります。

まだ手つかずの生地がいっぱいあるので、今日は何軒か見ただけですが、また行きたいと思った日暮里でした。