2020年1月17日 (金)

蜩ノ記

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一昨日10時から、みっちゃんの「お寺でコンサート」のチケット売り出しなので、
パソコンの前に。夫も行くというので
「お寺だもん、キャパ少ないよ。取れるかどうか」
と言いつつも、10時にポチッ。「混みあっています」の画面。

やっぱりね、と思いながら、やり直したら
繋がった。うそ~、というわけで、アタフタする。
最後まで行けますように、とバタバタ。
無事チケット2枚ゲットです。まだ、10時1分過ぎでした。
3月、桜が奇麗な頃の東漸寺も楽しみです。

午後からは、病気後の習慣。2か月に一度の通院日。
行く度に患者が増える。
考えれば、私のように急患で運ばれ、外来に通う患者増える一方だよね。
予約でも、1時間待ちは普通。一昨日は2時間以上も待ちました。
おかげで、「蜩ノ記」も読み進められたけれど。
脳神経外科もなんとかしないと、先生が過労になりそうです。

で、やっと「蜩ノ記」です。葉室麟パート2。
葉室さんの本では一番有名です。直木賞とったし、映画化もされたし。
でも私は、苦手なんです。「正義の人が、嵌められる」という話が。
藤沢周平の「蝉しぐれ」にも似た読後感です。

10年後に切腹すると決められているのに、戸田秋谷の生き方の爽やかさ。
藩から監視役としていった庄三郎は、戸田の生き方に惹かれていく。
向山村の自然の描き方が美しく、農民や、秋谷の子供、郁太郎とのかかわりもとてもいい。
悲しい終わり方だけど、読み終わった後に、爽やかな風が吹いたような気がしました。

 

2020年1月15日 (水)

葉室麟

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今、葉室麟にハマっています。おもしろいんですよ。
と言っても、まだ3冊読んだだけですが。
読みやすくて、一日で一冊読めてしまう。
(家事をおろそかにしているとも言う)
葉室さんの本は、時代劇にありがちな「勧善懲悪」ではなく、
悪人と見えながら、先を読んでいた行動だったり、
何が悪で何が善なのか、わからないところが興味深いです。

秋月記
福岡藩の支藩、秋月藩での出来事。
家老の専横に、仲間と共に糾弾に立ち上がり、排除に成功するが、
援助した福岡藩との軋轢、仲間との絆が揺らぎ…。

この本の主人公、間小四郎(余楽斎)も、原采蘋(猷)も
次の「蒼天見ゆ」にちょっと顔出しする演出もにくいです。

蒼天見ゆ
幕末の「尊王攘夷」か「佐幕」かで揺れる秋月藩を描いたものかと思いきや
臼井亘理は妻とともに惨殺され、子供六郎が主人公でした。
明治になり、仇討ちが禁止されても、親の仇を付け狙う執念。

「最後の仇討ち」でテレビ化され(この原作は吉村昭「最後の仇討」です)
有名になった臼井六郎です。
この本には山岡鉄舟や勝海舟、犬飼毅や森鴎外まででてくるところがおもしろい。

陽炎の門
これは時代劇ミステリーともいう小説で
若い頃、自分の証言で切腹した友は無罪だったのか、
10年後に現れた「百足」は何者なのか、
興味津々で読んでしまいました。

葉室さんは50歳過ぎて作家デビューし、17年に亡くなるまで、たくさんの本を残しました。
九州、それも小藩を題材にした小説が多いです。
秋月藩は、今の福岡県朝倉市にあります。
こちらに秋月散策マップがあり、当時を偲ぶことができます。


2020年1月10日 (金)

江戸博「大浮世絵展」

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昨日、行ってきました。「誰もが知っており、誰もが見たい」というキャッチコピーのとおり
よくぞ集めたという浮世絵ばかり。
まぁ、すごい人だった。浮世絵よりも、人の後頭部を見に行った感じ。
ここは、シニア割引があって、65歳以上は半額ですからね。
シニアがたくさん、外国人も多かった。

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歌麿の美人画、写楽の役者絵、北斎の富嶽三十六景、広重の東海道五拾三次、有名どころをほぼ観ることが出来ました。
中でも、興味深かったのが国芳。
「水滸伝シリーズ」や「里すずめねぐらの仮宿」
遊郭を描くことが幕府に禁じられると「てやんでぇ、雀ならば文句あるめぇ」という反骨精神が感じられました

猫がとにかくかわいい。有名な「猫飼好五十三疋」は前期展示のために見られなかったのですが
「猫に小判」などの慣用句を現わした「たとえ尽の内」はほっこりします。

「宮本武蔵の鯨退治」も前期展示のため、見られず。
骸骨が迫力の「相馬古内裏」不気味だけれど、作品の前から動けなくなる魅力があります。
こちらに国芳の魅力がたくさん書かれています。

浮世絵は外国にたくさん流出しましたが、なんとなく理由はわかる。
日本人には芸術品ではなかったのですね。ブロマイドやポスターみたいな扱い。
浮世絵一枚はそば一杯の値段だったそうで、長屋の壁にそのまま貼ってあった感じ。
初めてみた外国人は、その色合いや細かさにびっくりしたのでしょうね。
昨日の展示も外国美術館のものがたくさん。残っていれば、どこにあってもいいじゃないと思いました。

私、ここの常設展も好きです。江戸の町を再現した、その細かさに何時間観ても飽きない。
昨日は、人に疲れ、常設展は観ないで帰宅しました。

2019年10月30日 (水)

ハプスブルク展

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昨日、雨の中行ってきました。
ハプスブルク家と言えば、「エリザベート」「うたかたの恋」ですね。
マリア・テレジアやマリー・アントワネットなど、宝塚でも扱われることが多いです。

最後の皇帝、フランツ・ヨーゼフは68年もの間在位していましたが、
戦争には負け続け、決して名君ではないし、息子にも奥さんにも先立たれ、不幸な皇帝でしたが、
今のウィーンの礎を築き、民衆に慕われたと知って、なぜかほっとしました。

「エリザベート」のフランツは、報われなくて可愛そうでしたものね。
昨日は音声ガイドを借りました。花總まりさんと男性の説明が丁寧でした。
「正倉院展」も行きたかったのですが、疲れてしまって、また後日。



ライオンズ
秋山がメジャー挑戦するそうです。
ライオンズファンは複雑ですが、「頑張って」としか言いようがないです。

ちょっと嬉しい話。
豊田が14年ぶり、小関が15年ぶりにライオンズに戻ってきます。
是非、現役の頃の、強いスピリットを若獅子に教えてあげて。

2019年4月23日 (火)

二人阿国

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舞台の前に読もうと思っていたら、もう廃版でした。

先日、みち友さんが図書館で借りたというので、
「うちの市にもあるかしらん」で検索。
ありました。貸出もすぐ出来るとのこと。
(ネットって便利ですよね)

行ったら本棚にない。スマホ画面を見せて
「これを借りたいのですが」
「ああ、これは書庫にありますね、持ってきますので、お待ちください」

すぐに借りれるかと思ったら、今度は私の図書館カードが期限切れ。
「5年利用がないと、切れちゃうのですよ」
5年も、図書館利用してなかったっけ。

新しくまたカードを作ってもらって、やっと手にした「二人阿国」
先日のお芝居、私の頭の中で整理できない部分もあったので、ゆっくり読もうと思います。
まだ、数ページ読んだだけですが、本ではお丹が主役らしい。
読後の感想は、後日。

4月25日
読み終わりました。悲しい話でした。
出雲阿国と言ったら、かぶきの始祖として、有名人ですが
芸を見せるだけでなく、色も売っていた。

本ではその「色」の部分が大きくて、やりきれない思いが残りました。
舞台では、際どい場面はぼかしてありましたが。

「頭の中で整理できない部分」は、最後の戦いは何のため?とずっと思っていたのですが、
本を読んで、あれは勢力争いだったのかと、やっとわかりました。
本を読まないと、少将さんや家来の織田左門まで死んでしまう意味がわからない。
ということは、脚本に再考の余地あり、かな。


2019年1月20日 (日)

仏教抹殺

41z9hsdnul_3廃仏毀釈で一体どれだけの文化財が失われたのか。

興福寺にあった国宝級の仏像も焚火にされたり、国内外に流出したりして、今、国宝になっているのは、幸運なごく一部の仏像だった。
あの五重塔も、ただ同然で民間に払い下げられた。今、残っているのは、解体費用が捻出できなかっただけ。
など、信じられないことを、同じ日本人がやっていた。
驚くばかりです。

中でも、水戸と鹿児島は斉昭や斉彬の時代から、金属を大砲などの鋳造にあてた。名君として名高い斉彬ですが、贋金作りもしていたそうです。前から不思議に思っていたんですよね。あんなに軍備力整える力が、どうして薩摩にはあったのって。この本を読んで納得。
鹿児島は、当時お寺100パーセントなくなったそうです。

著者は丹念に各地を回り、今も残る廃仏毀釈の足跡を取材しています。
明治政府は「神仏分離令」を発しただけなのに、どうしてこんなことになったのか。

著者は四つの要因を上げています。
権力者の忖度
富国政策のための寺院利用
熱しやすく冷めやすい日本人の民族性
僧侶の堕落

今にも通じる、痛烈な教訓かもしれません。

2019年1月19日 (土)

流出した日本美術の至宝

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絵画の知識ほぼゼロの私が「江戸あばんぎゃるど」を観て、もっと詳しく知りたいとkindle版を購入しました。余談ながら、kindle版は読めない漢字、意味がわからない文字を長押しすると、即教えてくれるのがとても便利。

 

 

いやいや、驚くことばかり。
ボストン美術館に膨大な量が渡ったきっかけは、美術とは何の関係もない「ブラキオポッド(シャミセンガイ)」だったこと。
俵屋宗達も忘れられた時代があって、フリーアの収集で再び注目されるようになったこと。
帝国ホテルを設計したライトが、浮世絵のディーラーだったこと。
その浮世絵6000点はボストン美術館に寄贈され、今ではオンラインで見られること。
一度はフランスに渡った浮世絵を、松方幸次郎が買い戻し、今では大半が東京国立美術館にあること。
ほぉー」だの「へぇー」だのつぶやきながら、一気に読めてしまいました。


感じるのは、初めて接した日本美術に魅入られた外国人のバイタリティ。それに対して、自国の美術評価が低い日本人。
印象的だったのは「吉備大臣入唐絵巻」を落札したが、直後に関東大震災が起こり、買い手がつかず、10年近く蔵に眠っていたのを、ボストン美術館が買った時、かかわった日本人が「国賊」とまで言われたこと。
(10年の間に買えばいいだけのことで、買わなかったほうが悪い。)
この絵巻が初めて展示された時は、日本が満州国を作った時期で、アメリカでも日本に対して厳しい意見ばかり。でも、この展示を見たアメリカ人から称賛の声があがったこと。
絵画一枚、されど親善大使ともなる美術。


今はボストンに行かなくてもオンラインで見られます。フリーア美術館も門外不出ながら、デジタル化で見ることが出来ます。

 

2018年12月 9日 (日)

海の上のピアニスト(本)

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日にちがたっても、余韻の残る舞台。
忘れないうちにと、本を購入しました。

2時間足らずで、サクッと読めるのですが、
内容は深い。ノヴェチェントが船を降りれなった理由はわかるような気がしますが、でもと思ってしまう。

もしもですよ。睡眠薬でも飲ませて、無理に、下船させたら、どうなっていたのかな。精神を病んでしまったのかな。それとも、ピアノを、陸でも弾いていたのかな。

もし、船が着いたところがニューヨークではなく、もっと田舎だったら、降りれたのかな。ヴァージニアン号からから新しい船に移動するのは可能だったのかしら。

と、ノヴェチェントが生きることばかり考えてしまう。
最後に、みっちゃん演じるノヴェチェントが最後に見せた、寂しそうな笑顔が、心から離れない。

私、この公演、1度しか見ていないのです。出演者3人、朗読劇と聞いて「小難しそうな」と思ってしまって。今は激しく後悔。5回全部ではないにしても、複数回観るべきでした。北千住なんて近いのに。

それにしても、5回は少なすぎる。2000人観ただけで、この公演が、残らないなんて。
1時間半弾きっぱなしだった、大井さんのピアノの音色も、だんだん記憶から消えていくし、喜多村さんの熱演も、だんだん忘れるし。


新派なんて観たことないのに、来年、喜多村さんが出る「日本橋」のチケット取ってしまいましたよ。観劇係数がだんだんと上がっていく。

2018年6月29日 (金)

千葉市美術館

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「岡本神草の時代展」に行ってきました。ちらしの「口紅」。身八つ口から出ている手が艶めかしい。もう少しでお化粧が終わる舞妓の顔は、なんとも妖艶です。

神草は38歳で亡くなってしまったので、完成した作品がとても少ないのですが、下図というか、草稿が同時に展示されていて、比べながら観ると興味深かったです。
完成図はともかく、草稿まで丁寧にとってあったことにも驚きます。奥さんの実家に保存されていたそうですが、捨てられなくてよかったです。

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「拳を打てる三人の舞妓」は国展に間に合わず、6日前に自分で鋏を入れたとか。選外佳作を受賞したそうですが、間に合わないなら、次の年にという考えはなかったのでしょうかね。この作品は草稿がとてもたくさんあって、この絵にとても思い入れがあったことがうかがわれます。完成品もあるらしいですが、見つかっていないそうです。
この絵についてはこちらに詳しく載っています。

「アートな夜!」で観た「婦女遊戯」などすべて観ることが出来ました。ほかにも師匠の菊池契月や同時代の仲間たちの作品なども展示してありました。

「浮世絵黄金期からの展開」も同時開催されていて、歌麿や春草などの浮世絵も観ることが出来ました。

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千葉市美術館は、昭和2年に建てられた銀行の千葉支店を修復すると同時に、これを覆うように中央区役所と美術館が入るビルが建てられたユニークな建物です。旧銀行は「さや堂ホール」として、コンサートなど開けるようになっています。このホールもとても素敵でした。

2018年5月 6日 (日)

編み物

みち友さんから去年いただいたシルクの糸。
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すぐにストールを作りましたが、まだたくさん糸余っている。何かにしようとずっと気にはなっていたのですが、やっと手をつけました。

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これじゃあ、なんだかわかりませんね。

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少し形になりました。

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本体が出来上がりました。もう少し丈を長くしたかったけれど、これで糸なくなりました。

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襟ぐりと脇の始末して出来上がり。
編み図は無料で公開してくださっているこちらからいただきました。

プルオーバーとして載っていましたが、私はワンピースの上に着るベストにしようと思って編みました。何日間か集中して編んでいたら、肩こりが~。(B型気質で、気長に、ってことが出来ない人)

いよいよ、大阪でみっちゃんの舞台始まりましたね。こちらに来るのは10日後。ワクワクです。

ライオンズの好調はまだ続いています。まだ、試合終わっていませんが、今9対0で対楽天戦、3連勝しそうです。うふふ。

旦那「パリーグつまらなくなるから、そろそろ負けてくれない」
私「私が機嫌いい方が家庭内平和じゃないですか。もっと勝ってほしいわ」