2024年9月24日 (火)

ベルサイユのばら フェルゼン編

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20日に観劇。トップさんの退団公演だし、ベルばらだし、チケット無理かなと思っていたら、なんとSS席当選。ほぼセンターで、至福の時でした。私、ベルばらの生観劇初めてなんです。もちろん、スカイステージやDVDで観ていますが、生で観るとこんなに違うものかと改めて思いました。

ほんとの事をいうと、宝塚のベルばらはあまり好きではない。「愛」がいっぱいすぎて、甘いケーキを何個も食べたような気持ちになる。池田理代子さんの「ベルばら」は生き方に悩み、身分に悩み、フランスの将来を憂い、その中で精一杯生きてるから共感出来るのであって、そこから「愛」の場面だけ抽出したような、植田先生の演出はどうもね、と言いたい気持ち。

その考えは今でも変わらないけれど、幕開けの「御覧なさい、御覧なさい」から舞台の豪華さに惹きつけられる。彩風さんはベルばらに憧れて宝塚目指したそうで、テンションMAX。アントワネット(夢白あや)やオスカル(朝美絢)アンドレ(縣千)が舞台上で生き生きとしている様は、やはり宝塚以外では出来ないものだと思いました。

観劇後、隣の方(知らない人)と、ほぼ同時に「はぁ」とため息。「終わっちゃいましたね」と同じ感想。余韻に浸りながら帰宅しました。

2024年4月23日 (火)

アルカンシェル

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16日に観劇しました。ダンスが得意な柚香さんの退団公演なのに、ショーがないんだと思ったけれど、いらぬ心配でしたね。柚香さん、ダンサー役でいろいろなダンスを披露。ピアノも弾いたり、魅力満載。小池先生の愛あふれるアテ書きでした。

話はドイツに占領されたパリでの出来事。概ね、楽しく観られましたが、戦争中という緊迫感があまり感じられなかった。特に2幕に入ってからはバタバタと話が進み、ハッピーエンドに収めよう感満載。と言って、悲劇で終わるのもいやですけどね。

花組は、ほとんどチケット当たらないまま柚香さんとお別れです。お疲れ様でした。

2024年2月21日 (水)

ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル

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千秋楽もとっくに終わり、和希そらさんも退団した今更なんですが、行ったことだけでも、記しておこうかと思いまして。だいぶ日にちが経ってしまったので、記憶曖昧ですが。

すごく楽しい公演でした。コナン・ドイルとシャーロックホームズを同じ舞台に立たせることを思いついた生田先生さすがです。ドイルがホームズを誕生させたのは本意ではなかったことは知っていたので、「気持ちわかる」感覚で観ていました。編集長役の和希さん、歌にダンスに大活躍。ショーはクリスマスソングあり、サンタさんありで、少々時期はずれではありましたが、楽しかった。ここでも和希さんの活躍が目立ちました。

いつも、5組のポスターが貼ってある場所に4組しかなく、宙組問題継続中を実感しました。心おきなく観劇できる日は来るのでしょうか。その前に、チケットが手に入る日は来るのでしょうか。

2023年12月 6日 (水)

宝塚はこれからどうなるのか

先日の劇団会見は観ていました。
観ている途中から、この会見では相当批判が出るだろうなと予想つきました。案の定というか、週刊誌もワイドショーも「宝塚、宝塚…」。私はワイドショーはほとんど観ませんが、週刊誌は新聞広告で大体内容は想像できます。

今まで、上下関係の厳しさをバラエティ番組で笑いにすることはあっても、宝塚なんて興味も何もなかった人から「異常な世界」と言われても、こっちは「何、言ってんねん」と思ってしまいます。なんだか、ボタンを掛け違っているような感じ。

決して芹香さんを擁護するわけではありませんが、2番手を長いことやっていて、その間に後輩が他組でどんどんトップになる。焦りがあったと思います。トップお披露目の演目で良いものにしようと、きつい言葉も出たでしょうし、怒号も飛び交うでしょう。いじめたとされる側は決して「イジメ」とは認めないと思います。そうなると、永遠に平行線なわけで、でもどこかに決着点をみつけないと、宙組はずっと公演できないまま。急に、二番手や他組の名前が出てきたのも、意図さえ感じます。


ここまでは、ずいぶん前に書いていたのですが、放置していました。「宙組全公演中止」と「組替え中止」のお知らせを読んで、遺族側との話し合いが上手く行ってないと想像します。宙組解体と、名前が出た生徒さんの退団も現実味を帯びてきました。

どうぞ、タカラジェンヌさんたちが真の笑顔で舞台に立てるような日が来ますように。

 

2023年10月22日 (日)

宝塚の現実

文春の記事を読みました。

実名(芸名)を出して、記事にするということは、ほぼ事実ではなかろうか、というのが私の感想。「ほぼ」というのは、言った方は「いじめ」とは思っていなくて、「指導だった」と今でも思っているんだと思います。ただ、受け取る方が、耐える限界を超えてしまったのだとすると、それは「いじめ」です。そして、若い命が失われた現実は、もうどんなに悔やんでも変えられません。

退団すればよかったのに、との意見もありますが、社会経験がないままタカラジェンヌになった人には宝塚がすべてだったのだと思います。それはいじめたとされる方にも言えることで、組長と言っても、在団年数が長いだけで、一般常識と宝塚の常識の違いもわからない。そんな人に組をまとめることができるわけがない。その上に、女同士の妬みや僻みがあったとしたら、一ファンにはわからないドロドロの世界かもしれない。

劇団の対応のまずさも目立ちます。半年前に記事になった時にきちんと対応していれば、こんなことにはならなかった。96期のいじめ問題から何の進歩もしていない。宙組はこれからどうなるのか、一ファンにはわかりませんが、私自身が今は宝塚を観る気持ちにはなれません。

亡くなられたAさんのご両親の悲しみを思うと、胸が張り裂けそうです。


2023年9月16日 (土)

鴛鴦歌合戦

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花組公演が当たったのは、いつ以来なんですかね。久しぶりに柚香さんを観ました。

原作は古い映画らしく、伴奏のズンチャカ、ズンチャカがいかにも昭和っぽい。話は荒唐無稽なんですが、落ち着くところに落ち着いて、楽しかったですよ。

殺陣の時の、柚香さんのおみ足がなんとも艶めかしい。星風さんのおキャンさも可愛かった。


ショーは岡田先生の安定のロマンティックレビュー。新鮮味はない代わりに落ち着いて観られました。

昨日は高校生が観劇。「ヒュー!」なんて2階から聞こえるので、びっくり。コメディ調だったから、樂しめたんじゃないかしら。

この間、星組の配信を観たけれど、やはり宝塚は生で観ないと魅力半減ですね。

2023年9月 3日 (日)

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(宝塚のHPからお借りしました)

この頃、全然チケット当たらない。こちらも、友の会がだめならいいやと結構冷めてるし。でも、瀬央さんの最後の星組出演だし、有佐さんの退団公演だし、久しぶりに配信チケット購入。(1週間前のことなんですけどね)

この公演、途中で代役公演になったり、週刊誌に書かれたり、バタバタしましたが、無事に千秋楽を迎えられてよかったですね。最後の挨拶で礼さん「のどにポリープが出来たことはありません」と否定していましたが、これタカラジェンヌが言うこと?劇団が「体調不良」なんて曖昧なこと言うから、週刊誌に好き勝手にかかれちゃうのですよ。せめて、病名くらいはいうべきだと思います。

大体、タカラジェンヌ忙しすぎる。特にトップは休みがほとんどとれないし、特に礼さんの公演は負担も多く、大丈夫かなと前から思っていました。これを機会に、タカラジェンヌのケアをもっと大切にしてほしいです。しばらく、礼さんは休養するということですが、体調万全の礼さんを待っています。

2023年5月19日 (金)

カジノ・ロワイヤル 我が名はボンド

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だいぶ前ですが、観劇しました。が、今我が家ちょっとバタバタしていまして、一幕のほとんどは寝たという…。真風さんはジェームス・ボンドにぴったりの格好良さでした。二幕はちゃんと観ましたが、それでも話は通じた。これなら、ちゃんとショーがあった方が、退団公演の感じがしたのでは。ま、行ったことだけでも、記録しておこうかなと思いまして。

 

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猿之助さんのニュースにはびっくりしました。14日にお誘いうけて、観劇したばかりだったのですよ。私にとって初歌舞伎でしたが、歌舞伎というよりミュージカルのようでした。猿之助さんもいい声で歌うし、最後の宙乗りは3階まで飛んでいく、想像をこえたものでした。

その時に「中村隼人」はNHKの大富豪同心に出ていると教えてもらいましたが、こんな時に注目されるとは。猿之助さんの早いご回復をお祈りします。

2023年4月 8日 (土)

応天の門

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随分と日にちがたってしまいましたが、先月26日に観劇しました。応仁の乱と勘違いして、室町時代の話だと思っていたら、プログラムを読んでびっくり。菅原道真の若い頃の話だったのね。

道真(月城かなと)はじめ業平(鳳月杏)や照姫(海乃美月)など登場人物が、それぞれ個性があって話もテンポよく進み、全体的に分かりやすく面白い話でした。道真が宮廷に上がるまえの話で、これから藤原家との対立が始まる前触れのような感じ。

珍しくSS席があたり、目の前で観る迫力は違います。

 

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こちらは地元であった、女性トリオのコンサート。ワンコイン(500円)だったんですよ。
「踊りあかそう」やウエストサイド・ストーリーの「トゥ・ナイト」、リベルタンゴなどの知った曲が多くて充分に楽しめました。

2023年1月25日 (水)

ディミトリ Jaguar Beat

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少し日にちが経ちましたが、18日に観劇。

ディミトリ
原作は読んでいませんが、とても分かりやすい話でした。
ですが、一週間たって思い起こせば、物足りない思いもあります。


ディミトリ(礼真琴)は、ジョージアに幼いころから人質にとられ、無聊な毎日を過ごす日々。
そんなディミトリを秘かに愛する王女ルスダン(舞空瞳)。

結ばれるはずがない二人があっさりと夫婦になる頃から、いろんな試練はあるのだけれど、結局、真の悪人はでてこない。ジョージアを攻めるジャラルッディーン(瀬央ゆりあ)も、ディミトリを疑うザカリアン(暁千星)も、なんだか中途半端なんだよね。ここら辺がちょっとモヤモヤする。でも、これは好きの部類に入る話ではあります。

JAGUAR BEAT
このショーは始めから終わりまで凄かった。礼真琴の凄さを見せつけられた気がします。歌もダンスもピカ一。真琴ちゃんでなかったら、このショー自体が出来なかったと思います。展開も早いし、動きも歌も途切れることなく、1時間があっという間でした。でも、真琴ちゃんの負担を考えると、心配でもあります。
観終わったあと、どっと疲れました。(何もしてないのに)

 

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