古典芸能への誘い
NHKで放映した「秀山祭 吉右衛門追善公演」を録画視聴。秀山祭は、吉右衛門さんが芸の継承のために毎年開いていた公演だそうです。「松浦の太鼓」の松浦候は吉右衛門さんの当たり役だったそうで、今年はお兄さんの松本白鸚さんが演じました。
とても分かりやすい演目で、吉良邸の隣に住む松浦候は、いつまでたっても仇討ちをしない赤穂の浪人に腹を立てて、とても不機嫌。それが隣から陣太鼓が聞こえたとたんに、態度一変。この変化が一番の見どころで、松浦候の純な性格がよくわかる。
「揚羽蝶繍姿」は吉右衛門さんの当たり役をオムニバス形式にしたもの。中でも興味深かったものが「熊谷陣屋」熊谷直実が敦盛を討った様子を松本幸四郎が熱演。
最後には吉右衛門さんの在りし日の映像が流れ、一度は観ておくべきだったなと、今更思っても仕方ないことですね。
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