ザ・ジェントル・ライアー
今更なんですが、火曜日の配信を観ました。感想は「まあまあ、面白かった」。もっと、コメディかと思ったら、話も収まるところに収まって、意外性はなく、という話。と、まずけなしましたましたが、出演者みんな熱演でした。バウホール公演が全中止になって、神奈川公演だけになってしまい、しかも休演者が出て、代役で乗り切るという綱渡り的な公演だったから、みんな力入りますよね。
このポスターに惹かれ、配信チケットを買ったようなものですが、瀬央さんは、ポスターどおりの恰好いい英国紳士でした。独身を謳歌していても、根は真面目に真実の愛を求め、友のために奔走する。役もおいしいけれど、瀬央さんにぴったり。真ん中が似合う人です。
綺城さんと小桜さんのチールタン夫婦は、理想的ともいえる夫婦。綺城さんは花組時代から注目していた人ですが、星組に行って存在感が増しましたね。小桜さんは、前から歌上手とは思っていましたが、歌だけでなく演技もとても惹かれました。
紫りらさんは、代役を思えない悪役ぶり。代役で主要な役を演じるプレッシャーは大変だったでしょうね。音波さんだったら、どんなチーヴリ夫人だったのでしょうかとも、ちょっとだけ思ってしまった。
何かと話題の稀惺かずとさん、振られても振られてもメイベル(詩ちづる)に求婚する演技には笑わせてもらいました。かなりの美人さんだし、これから伸びていくんでしょうね。
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