銀ちゃんの恋 配信
銀ちゃんって、ほんとイヤな人間ですよね。
落ち目のあせりを、子分にぶつけたり、
挙句の果てに、自分の子供を妊娠した小夏をヤスに押し付けて、自分は新しい恋をしようとしたり。
そんな銀ちゃんに、易々従ってしまうヤスや小夏に腹立てたりしていました。
10年の宙組公演も一度観ただけで、録画をしまい込んでいました。
ヤス役のみっちゃん、恰好よくなかったし。
この配信を観る前に、ちょっと観てみましたけれど、ヤス素敵じゃないの。
母親が「自分でも惚れない」なんて言っていましたけれど、
そんなことはない、私なら、絶対銀ちゃんよりヤスを選ぶ。
飛龍つかささんのヤスは、温かくて、何より映画が大好き。だから大部屋俳優でも、そこから離れられない。
小夏(星空美咲)が大好きだから、小夏の心は銀ちゃんにあると知っていても、小夏のために一生懸命。
階段落ちも自分から言い出してしまう。だから、前日に心の中をさらけ出す場面は、とても切ない。
前から、もっといい役つくといいなと思っていましたが、これから伸びていきそうな気がします。
水美さんの銀ちゃんは、いやな男には違いないんだけど、爽やかでした。
殺陣の見事さは、さすがスターと思わせる。
小心者で、スターの座を橘(帆純まひろ)に抜かされそうなあせりをどうしていいのかわからずに、もがいている。
といって、自分勝手な行動は許されるものじゃないんですけどね。
宙組公演にはショーがついていましたが、この公演にはありませんでした。
ショーは短くてもあった方がいい。全然格好良くなかったみっちゃんが、颯爽と歌を歌う。
それだけで、気持ちのリセットが出来る。
宙組公演と今度の花組公演がごちゃごちゃになった感想でした。
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