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2021年4月23日 (金)

ロミオとジュリエット

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20日に観劇。Bパターンでした。
圧倒されて帰ってきました。

本当のことをいうと「ロミオとジュリエット」は好きな話ではない。
若者の無鉄砲な恋を、応援してしまう神父なんて無茶だし、
若者が四人も死んで、争うことの無意味さに気づく大人も愚かだし。
スカステでは過去の公演も観ましたが、それほど記憶に残った作品ではありません。
が、この星組のロミジュリは全く別作品とも思える作品でした。

ヴェローナ大公(遥斗勇帆)
この人が歌う「ここはヴェローナ」を聴いただけで、舞台がヴェローナに変わる

ティボルト(瀬央ゆりあ)
すぐにナイフを持ち出す危ない男ではあるんだけれど、愛月さんよりは普通。
ジュリエットを愛しているのに、従兄だから恋愛対象にならない。悲しいね。

マーキューシオ(天華えま)
顔がいいから、よけいに狂気を感じる。

パリス公爵(極美慎)
綺城さんのパリス公爵はバカっぽかったけれど、極美さんは、それほどでもなかった。
イケメンで、しかもお金持ち。ジュリエットもそれほど毛嫌いしなくてもいいのにね。

ベンヴォーリオ(綺城ひか理)
「どうやって伝えよう」すごかった。
これから、どんどん伸びていくんでしょうね。

乳母(有沙瞳)
「あの子はあなたを愛している」よかったです
努力が報われてほしい一人です。

死(愛月ひかる)と愛(希沙薫)
「死」はずっと舞台にいるんですよ。ライトが当たらなくても、すぐにわかる存在感。
冷たい目でロミオを見ていて、まとわりつく怖い存在。
最後に、神父の手紙をロミオに渡そうとする使いを追いやる残酷さ。
「愛」の存在がなかったら、救いようのない話になったでしょう。

ジュリエット(舞空瞳)
とにかく可愛い。歌もダンスもとても努力しているのがわかる。
靴のヒールがとても低いんですよ。背が高くない礼さんに合わせる小さな努力も、好感度です。

ロミオ(礼真琴)
何も言うことないです。過去のロミジュリ、ぶっ飛ばし(と私は思う)ロミオは礼さんのものになりました。
「僕は怖い」歌上手を超えて、体全体で歌い上げる演技に魂が震えました。


東京も大阪も緊急事態宣言が出されることになりました。
「休業要請」なんて簡単に首長さんは言うけどさ、どれほどの影響があるのかわかっているのか。
こんな事態になっても、主導権争いをしている政治に心底幻滅しています。

今、真彩さんの1dayコンサートを観ながら書いています。
ディナーショーの予定が、無観客で配信のみになってしまいましたが
出演者の熱量は変わらず、笑顔。
タカラジェンヌの誇りを感じます。

(記事が消えてしまって、書き直しをしました。この頃、パソコンの調子がいまいち。
まだ、書きたい気持ちはありますが、消えないうちに上げておきます)

 

 

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