リトルショップ オブ ホラーズ
昨日、観劇してきました。
行くまでずごく迷ったんですよ。
宝塚さえ、22日の再開だった。シアタークリエは地下にあって、より換気悪そう。
もし、行って感染でもしたら、私は重症化するだろうな。
もともと、呼吸系が弱くて、咳が出やすい体質なので。
辞めた方が無難かな。
散々、逡巡したけれど、私のストレスが爆発しそうだったので。
夫が退職してから、3度の食事つくるのは当たり前になっていたのですが、
月に何度かの観劇で、「ご飯は勝手に食べておいて」がどれだけガス抜きになっていたのか、
実感しました。(贅沢な悩みはわかっているんですよ)
どこも、空いていました。東京駅も大きなトランクを引っ張った外国人はいないし、
日比谷シャンテの食堂街も、昨日は宝塚が休演のこともあって、あっさり入れたし。
シアタークリエは少し空席はあったものの、ほぼ満員でした。
はじめてのリトルショップでしたが、すごく楽しかった。
昨日の配役、シーモア三浦宏規、オードリー井上小百合。
アラン・メンケンの音楽がすごくいい。皆さん、熱演でしたが
ドリームガールズのような三人(まりゑ、清水彩花、塚田直)が、特によかった。
なんと言っても、オードリーにDVする恋人、歯医者のオリン(石井一考)が一番。
人が痛がるのを見たいから、歯医者になったというとんでもないサディスト男。
オードリーも痣をつくったり、骨折したり。
そんな男が笑気ガスを吸いすぎて、笑いながら死んでいく。
誰も同情はしませんよね。
始めは食虫植物のような「オードリーⅡ」(声 デーモン閣下)だんだんと大きくなってグロテスクになっていく。
3D眼鏡をつかった演出も効果的でした。オードリーⅡに劇場が襲われるような。
映画はハッピーエンドだったけれど、舞台は違います。
オードリーⅡが暴走しだして、しかもその怖さを知らない人間が
挿し芽で増やしていこうとする。
今、世界を席巻しているコロナを想像して、妙にタイムリーなミュージカルでした。
来週、風ちゃんバージョン観てきます。
こちらに詳細載っています。
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