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2020年3月24日 (火)

リトルショップ オブ ホラーズ

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昨日、観劇してきました。
行くまでずごく迷ったんですよ。
宝塚さえ、22日の再開だった。シアタークリエは地下にあって、より換気悪そう。
もし、行って感染でもしたら、私は重症化するだろうな。
もともと、呼吸系が弱くて、咳が出やすい体質なので。
辞めた方が無難かな。
散々、逡巡したけれど、私のストレスが爆発しそうだったので。

夫が退職してから、3度の食事つくるのは当たり前になっていたのですが、
月に何度かの観劇で、「ご飯は勝手に食べておいて」がどれだけガス抜きになっていたのか、
実感しました。(贅沢な悩みはわかっているんですよ)

どこも、空いていました。東京駅も大きなトランクを引っ張った外国人はいないし、
日比谷シャンテの食堂街も、昨日は宝塚が休演のこともあって、あっさり入れたし。
シアタークリエは少し空席はあったものの、ほぼ満員でした。

はじめてのリトルショップでしたが、すごく楽しかった。
昨日の配役、シーモア三浦宏規、オードリー井上小百合。
アラン・メンケンの音楽がすごくいい。皆さん、熱演でしたが
ドリームガールズのような三人(まりゑ、清水彩花、塚田直)が、特によかった。

なんと言っても、オードリーにDVする恋人、歯医者のオリン(石井一考)が一番。
人が痛がるのを見たいから、歯医者になったというとんでもないサディスト男。
オードリーも痣をつくったり、骨折したり。
そんな男が笑気ガスを吸いすぎて、笑いながら死んでいく。
誰も同情はしませんよね。

始めは食虫植物のような「オードリーⅡ」(声 デーモン閣下)だんだんと大きくなってグロテスクになっていく。
3D眼鏡をつかった演出も効果的でした。オードリーⅡに劇場が襲われるような。
映画はハッピーエンドだったけれど、舞台は違います。
オードリーⅡが暴走しだして、しかもその怖さを知らない人間が
挿し芽で増やしていこうとする。

今、世界を席巻しているコロナを想像して、妙にタイムリーなミュージカルでした。
来週、風ちゃんバージョン観てきます。
こちらに詳細載っています。




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