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2020年3月10日 (火)

真帆志ぶきさん

コロナのニュースに隠れて、見逃すところでした。
スータンさんが亡くなったとのこと。
私、スータンさんの「ノバ・ボサ・ノバ」生で観たのですよ。
すごい!と思いました。
こんなに、人を引き付けるスターが、宝塚にいるんだと思いました。
その頃、安奈淳さんや鳳蘭さんもいた、古きよき宝塚の話です。


その頃は、春日野八千代さんもまだ舞台に立っていらっしゃいました。
美しい春日野さんも覚えていますが、
真帆志ぶきさんのオーラは、何年たっても忘れられません。

紅白にも出られたのも覚えています。
宝塚という舞台で輝くスターのスータンさんとは違うと思ったことを覚えています。
ご冥福をお祈りいたします。



それとは、別の訃報。劇作家の別役実さんが亡くなったとのこと。
劇はみたことないのですが、童話集を読んだことあります。
強烈だったのが、(題名がわからず、話も少し違うかも)
ロケットが不時着して、中の人を助けようと必死になるのですが
ロケットそのものが生命体だった、
結局ロケットを解体するたびに、ロケットの傷が深くなるという、話でした。

「不条理」を、その時意識したわけではありませんが、
この童話は、人生を重ねるに従って、より重みを感じるようになり、
もう一度、ちゃんと読んでみようと思いながら、かなわなかった気になる作家さんでした。

追記
何十年も「あの童話の題名は?」と気になっていたのですが
アマゾンで検索すると、あっという間
「淋しいおさかな」という童話集の中にある「白い小さなロケットが降りた街」でした。

思い出しました。私読んだのではなく、テレビで観たのです。
「おはなしこんにちは」という番組で、中山千夏さんが朗読していたのです。
その時、「子供には酷な話だな」と妙に気になる童話でした。
電子化されているので、早速購入しました。

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