真帆志ぶきさん
コロナのニュースに隠れて、見逃すところでした。
スータンさんが亡くなったとのこと。
私、スータンさんの「ノバ・ボサ・ノバ」生で観たのですよ。
すごい!と思いました。
こんなに、人を引き付けるスターが、宝塚にいるんだと思いました。
その頃、安奈淳さんや鳳蘭さんもいた、古きよき宝塚の話です。
その頃は、春日野八千代さんもまだ舞台に立っていらっしゃいました。
美しい春日野さんも覚えていますが、
真帆志ぶきさんのオーラは、何年たっても忘れられません。
紅白にも出られたのも覚えています。
宝塚という舞台で輝くスターのスータンさんとは違うと思ったことを覚えています。
ご冥福をお祈りいたします。
それとは、別の訃報。劇作家の別役実さんが亡くなったとのこと。
劇はみたことないのですが、童話集を読んだことあります。
強烈だったのが、(題名がわからず、話も少し違うかも)
ロケットが不時着して、中の人を助けようと必死になるのですが
ロケットそのものが生命体だった、
結局ロケットを解体するたびに、ロケットの傷が深くなるという、話でした。
「不条理」を、その時意識したわけではありませんが、
この童話は、人生を重ねるに従って、より重みを感じるようになり、
もう一度、ちゃんと読んでみようと思いながら、かなわなかった気になる作家さんでした。
追記
何十年も「あの童話の題名は?」と気になっていたのですが
アマゾンで検索すると、あっという間
「淋しいおさかな」という童話集の中にある「白い小さなロケットが降りた街」でした。
思い出しました。私読んだのではなく、テレビで観たのです。
「おはなしこんにちは」という番組で、中山千夏さんが朗読していたのです。
その時、「子供には酷な話だな」と妙に気になる童話でした。
電子化されているので、早速購入しました。
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