ハムレット
22日、観劇。
ハムレットという洋物なのに、和楽器があり、
歌舞伎風でもあり、狂言風でもあり、とても意欲的な劇でした。
舞台上だけではなく、劇場全体で演じる演出も新鮮でした。
ガートルードは様々な見方がありますよね。陰でクローディアスを操っている悪女なのか
何も知らずに、デンマークを守るために、仕方なく弟と結婚したのか。
みっちゃん、演じるガートルードは紫のドレスに花柄のレースを纏う
王妃らしい高貴なたたずまいで、ハムレットを心から心配する、慈愛に満ちたよき母親でした。
一つ、不思議に思ったことは、なぜハムレットを韓国人にしたのか、
日本人じゃだめだったのかということです。
キムさん、熱演だったのですよ。歌も上手だし。
でも、セリフを言うたびにイントネーションが気になって、劇に入りこめませんでした。
シェイクスピアの悲劇って、人の不信感を煽り、殺戮が始まり、
誰もいなくなって、どうしようもない絶望感があり、
観客はたまらない不安感をいだくという終わり方だと思うのです。
そういう意味では、最後の演出は必要だったのかなと、観劇後ずっと思っています。
まぁ、観劇後、みち友さんとワイワイやって、
久しぶりに家に帰りついたのは11時近くになったというのも、目的の一つでもあるから、いいんですけどね。
こちらに舞台写真がたくさんあります。
« 夢の宝塚サロン | トップページ | ハプスブルク展 »
「北翔海莉・宝塚OG」カテゴリの記事
- THE 北翔まつり(2023.09.26)
- 真彩希帆ご結婚(2023.09.18)
- アルジャーノンに花束を(2023.05.14)
- 望海風斗コンサート Look at Me(2023.01.29)
- Dramatic Musical collection(2022.11.21)
コメント