壬生義士伝
昨日、三井住友カードの貸し切り公演観てきました。
「泣ける話」だと聞いてはいましたが、
私は泣かないと思っていました。そもそも、新選組って好きではない。
原作も読んでいない。
幕開け、新選組のダンダラ羽織で始まるのかと思ったら、いきなり鹿鳴館から始まります。
この鹿鳴館の場面、説明場面として、たびたび登場しますが、
観る方は、感情途切れて「邪魔」の思いでした。
鳥羽・伏見の戦いで負けた貫一郎(望海風斗)大坂の南部屋敷に逃げ込み
幼馴染の大野(彩風咲奈)と再会。南部に帰りたいという貫一郎に
大野は切腹を申し付ける。
という、ところで「あれ、これ読んだわ」と思い出した。
咲ちゃんがいいんですよ。幼馴染としての顔、南部藩の上役として、厳しい言葉を並べる顔。
母親の前で子供になる顔、いろんな顔を見せてくれました。
南部藩の大阪屋敷の場面では、もう号泣。
「私、なんでこんなに泣くの」という感じでした。
話に入れ込んだのではなく、私の心が疲れていたのだと思う。(いろいろあるんですよ)
そこにピタッとはまってしまったのだと思う。
言っても詮無いけれど、下級武士でも維新後に名を残した人はたくさんいる。
吉村貫一郎も長州とかに生まれていれば、木戸孝允や伊藤博文みたいになっていたのかも。
せめて、南部に帰してあげたかったな。
ショーは伝統的という感じ。
トップコンビが歌うまというだけで、安定感が増します。
咲ちゃんのジャズ場面、黒燕尾の場面がよかったです。
« GOD OF STARSー食聖ー(LV) | トップページ | Summer Night's Dream »
「宝塚」カテゴリの記事
- 録画視聴(2025.01.10)
- ベルサイユのばら フェルゼン編(2024.09.24)
- アルカンシェル(2024.04.23)
- ボイルド・ドイル・オンザ・トイル・トレイル(2024.02.21)
- 宝塚はこれからどうなるのか(2023.12.06)
コメント