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2019年8月25日 (日)

壬生義士伝

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昨日、三井住友カードの貸し切り公演観てきました。
「泣ける話」だと聞いてはいましたが、
私は泣かないと思っていました。そもそも、新選組って好きではない。
原作も読んでいない。

幕開け、新選組のダンダラ羽織で始まるのかと思ったら、いきなり鹿鳴館から始まります。
この鹿鳴館の場面、説明場面として、たびたび登場しますが、
観る方は、感情途切れて「邪魔」の思いでした。

鳥羽・伏見の戦いで負けた貫一郎(望海風斗)大坂の南部屋敷に逃げ込み
幼馴染の大野(彩風咲奈)と再会。南部に帰りたいという貫一郎に
大野は切腹を申し付ける。
という、ところで「あれ、これ読んだわ」と思い出した。

咲ちゃんがいいんですよ。幼馴染としての顔、南部藩の上役として、厳しい言葉を並べる顔。
母親の前で子供になる顔、いろんな顔を見せてくれました。

南部藩の大阪屋敷の場面では、もう号泣。
「私、なんでこんなに泣くの」という感じでした。
話に入れ込んだのではなく、私の心が疲れていたのだと思う。(いろいろあるんですよ)
そこにピタッとはまってしまったのだと思う。

言っても詮無いけれど、下級武士でも維新後に名を残した人はたくさんいる。
吉村貫一郎も長州とかに生まれていれば、木戸孝允や伊藤博文みたいになっていたのかも。
せめて、南部に帰してあげたかったな。

ショーは伝統的という感じ。
トップコンビが歌うまというだけで、安定感が増します。
咲ちゃんのジャズ場面、黒燕尾の場面がよかったです。

 

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