怪談「牡丹燈籠」
三越劇場で行われている「牡丹燈籠」観てきました。
怪談だけど、怖くない。
怪談だけど、怖くない。
みっちゃん演じるお峰、出てきた時には、本当に貧乏なんです。
でも、伴蔵(北村有起哉)を愛していて幸せそう。
でも、伴蔵(北村有起哉)を愛していて幸せそう。
この伴蔵がダメ男で、新三郎(鯨井康介)が持っている100両を奪おうとお札はがしをしたり
死んでないと気づくと、殺してしまったり。
お峰は従ってしまうのですが、この夫婦のやりとりが絶妙でした。
新三郎を殺す場面では「クラブセブン」のノリが残っていた?
ボコボコにしちゃう。「そこまでしなくても、もう死んでるから」と思わず笑いが。
お峰は従ってしまうのですが、この夫婦のやりとりが絶妙でした。
新三郎を殺す場面では「クラブセブン」のノリが残っていた?
ボコボコにしちゃう。「そこまでしなくても、もう死んでるから」と思わず笑いが。
二幕になると、100両を元手に荒物屋を開いて、お金持ちになるのですが、
伴蔵は浮気していて、全然幸せではない。挙句に伴蔵に殺されてしまう。
哀れです。
伴蔵は浮気していて、全然幸せではない。挙句に伴蔵に殺されてしまう。
哀れです。
特に印象に残った人は舞羽美海さんでした。
悪女お国と、幽霊になっても新三郎を慕うお露の二役でした。
お国は人殺しまでする悪女ですが、原作よりずっと良い人になっていました。
お露は新三郎を殺しません。恋しい思いを持ったまま、あの世に行きます。
お露は新三郎を殺しません。恋しい思いを持ったまま、あの世に行きます。
その時の、悲しげなお芝居が切ない。
このお芝居のもう一つの見所は、一人で何役もすること。
このお芝居のもう一つの見所は、一人で何役もすること。
みっちゃんも、お峰と円朝の弟子「みっちゃん」と二役です。
我さんはなんと6役。
さすがに、殺された直後に出てきた時には、肩で息をしていました。
みっちゃんも美海さんも究極の早着替え。舞台裏は、さぞかし大変なことと思います。
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