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2019年1月 8日 (火)

日本橋

20181005_01
今日、新派公演「日本橋」を観てきました。
生で新派を観たのは初めてだと思う。
でも、水谷八重子や波乃久理子などの芸者姿、森雅之や菅原健次などの二枚目、そして花柳章太郎の女形が奇麗だったという記憶はある。

「海の上のピアニスト」での喜多村禄郎さんの熱演を観て、新派というもの観てみようかなのがきっかけだったけれど、よかったです。
舞台が日本橋の三越劇場というのもぴったり。観客側は平成なんだけれど、舞台上は大正、泉鏡花の世界。

先日から、時々泉鏡花を読んでいますが、半分古典なので、かなり根気がいる。「日本橋」も読んだけれど、本を読んで、やっとのこと情景を感じる作業が、舞台だとすぐにわかる。
そのことが、ストレスフリーで心地いい。

高橋恵子の清葉、河合雪之丞のお孝、奇麗でした。清葉が男を寄せ付けない清い女、お考は清葉が振った男をことごとく自分のものにする意地の女。結局、それが悲劇になるのだけれど、終わり方も新派らしい。


喜多村さんは正統派二枚目の役。いい役者さんです。
「恐怖時代」でみっちゃんと共演した河合宥季がお千世。お孝に仕えて、けなげで可愛いんですよ。

「吾妻下駄がカラコロと」だの「迦陵頻伽の迎えのように」、日本語って美しいなと思いました。最後のあいさつの「いずれもさま」も聞きなれないけれど、美しい言葉ですよね。大正ロマンにひたった3時間でした。

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