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2018年12月 9日 (日)

海の上のピアニスト(本)

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日にちがたっても、余韻の残る舞台。
忘れないうちにと、本を購入しました。
2時間足らずで、サクッと読めるのですが、
内容は深い。ノヴェチェントが船を降りれなった理由はわかるような気がしますが、でもと思ってしまう。

 

 

もしもですよ。睡眠薬でも飲ませて、無理に、下船させたら、どうなっていたのかな。精神を病んでしまったのかな。それとも、ピアノを、陸でも弾いていたのかな。

もし、船が着いたところがニューヨークではなく、もっと田舎だったら、降りれたのかな。ヴァージニアン号からから新しい船に移動するのは可能だったのかしら。
と、ノヴェチェントが生きることばかり考えてしまう。
最後に、みっちゃん演じるノヴェチェントが最後に見せた、寂しそうな笑顔が、心から離れない。

私、この公演、1度しか見ていないのです。出演者3人、朗読劇と聞いて「小難しそうな」と思ってしまって。今は激しく後悔。5回全部ではないにしても、複数回観るべきでした。北千住なんて近いのに。
それにしても、5回は少なすぎる。2000人観ただけで、この公演が、残らないなんて。

 

1時間半弾きっぱなしだった、大井さんのピアノの音色も、だんだん記憶から消えていくし、喜多村さんの熱演も、だんだん忘れるし。
新派なんて観たことないのに、来年、喜多村さんが出る「日本橋」のチケット取ってしまいましたよ。観劇係数がだんだんと上がっていく。

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