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2018年11月28日 (水)

十時半睡事件帖

私が子供の頃、親がよくお芝居見物に連れて行ってくれました。
美空ひばりや長谷川一夫など。
歌舞伎も連れていってくれたのですが、これは「退屈」なだけで、この年になっても「歌舞伎はいいや」ですから、トラウマって恐ろしいですね。

中でも好きだったのが「新国劇」
月形半平太の「春雨じゃ、濡れていこう」や国定忠治の「赤城の山も今宵限り」に胸キュンキュンさせる、変な子でした。

辰巳柳太郎さんが宝塚の男子部出身とか
緒形拳さんが新国劇出身とか
島田正吾さんが「辰巳は、僕より半年早く生まれただけでいつも先輩ずらしている」と冗談言っていたのを、知ってるのはもう「絶滅危惧種」でしょうか。
そもそも、辰巳柳太郎や島田正吾さんの名前知ってる人が少ないかも。

その新国劇がなくなったころは、子育てに忙しい時期だったのと山口に住んでいたので、「なくなっちゃんだ」くらいで、特別の思いはなかったのですが、先日の「蘭」に出ていた笠原章さんが、新国劇の流れを引いていることを知り、がぜんと興味が出てきた「新国劇」

もう20年以上前、NHKでやっていた「十時半睡事件帖」。島田正吾さんが88歳で主演をされた金曜時代劇で、DVD(ビデオをDVDに移したもの)捨てたかなとガサゴソ。
ありましたよ。(ミニマリストには到底なれません)
先日から少しずつ観ていますが、おもしろいです。
島田さんは、今でいえば「相談役」ですが、いろんな相談事を「ほっとけ」の一言で済ます人生の深さがいいです。

明日は、扇治郎さんも出る、若獅子会の公演観に行ってきます。

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