蘭 2
千秋楽マチネを観劇。結局、2回しか観られなかった。
旦那「同じ舞台2回も観るの?」
舞台は生ですからね、出来る限りは観たいですよね。「DVDを何度も観るのとはわけが違う」ですよね。
1回目はみっちゃんしか目に入らなかったけれど、昨日はお芝居全体楽しんできました。扇治郎さん、若いのに新喜劇を背負って、プレッシャーもあるだろうに、素直なお芝居で好感がもてるお方です。直美さんが復帰されたら、お二人のお芝居観に行きたいと思わせる方でした。最後の挨拶でも、「北翔さんは神様のような方です」と、みっちゃんを立てていらっしゃいました。
みっちゃんは、みっちゃんです。初ぜりふが浪花講の長ぜりふ。言いよどむこともなく、とうとうと述べるってさすが。あれ、一回間違えると次が出てこないなんてことは、ないのかしら。龍笛だって音が濁るってことはないのかしら、ないでしょうねぇ。
久本さんのアドリブ攻勢に風呂敷包みで笑いを隠す姿も可愛い。殺陣の場面では、みっちゃんの二刀流もさすがだけれど、受ける相手もさすが。いらぬことながら、左近が花道で見得をきっている間、相手役さんどうしているんだと、そっちを見てしまいました。刀の具合を調べたりしていましたが、「えいやっ」と後ろから切れるじゃんと思った、あまのじゃく。
些細なことなんですが、左近が禁書を東海道中膝栗毛を取り換える場面、それまで章との絡みがないのに、「何で風呂敷包みの中が禁書とわかったんだろ」在天の力がすごいってことね。
瓦版を客席で売る場面は、お客さんも慣れちゃって、あちこちで手が上がりました。アドリブもあちらこちらで。
スチール写真を載せるのはアウトだとは知りつつ、結ばれない二人が切なくて、左近の笛に送られて浪花講を述べながら、江戸へ立つ章。名場面だったので。
またまた、みち友さんからたくさんおみやげいただきました。ありがとうございます。われらのアフタートークもとても楽しかったです。
余談:カフェブレ
スカイツリーでの「北翔海莉トークショー」。私どうして行かなかったのだろうと思ったら、納車の日だったのね。納車遅らせても行けばよかった。楽しかったけれど、ダイジェストしか放送されなかったもの。
「舞台全体を観たいので、SS席では観たくない。後から、あなたあの場面で手を抜いていなかった?と言ったら、その子真っ青になっちゃって」
きびしっ!約100回公演やっていたら、体調の悪い時もあるし、手を抜きたくなる時もあるって。というのは、北翔海莉には通じないのね。
こんな人が身近にいたら、大変だろうな。一ファンでよかったわ。
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