蘭 緒方洪庵 浪華の事件帳
行ってきました。みっちゃん格好いいです。楽人姿はあでやか、娘姿は可愛い、なんと言っても男装姿がこれほど決まる人は、北翔海莉以外にいないのではないかと。宝塚卒業した時に、もう男役北翔海莉は見られないと思っていたから「ありがとう松竹さん」です。
二刀流の殺陣も、龍笛も歌もみっちゃんだから安心して観れる。滑舌の良さも姿勢の良さも際立っていました。
脚本は、初日なので、詳しくは書きませんが、原作より軽い感じかな。章も左近も、もっと自分の人生に悩んでいたように思うのですが、石倉三郎と久本雅美の夫婦のやりとりなどの、無理に笑いをとるお芝居をもう少し減らしてもよかったかなとは個人的に思います。子供の頃、大阪に住んでいたとはいえ、あの大阪のノリが少し苦手な私です。
それと非常に個人的なんですが、長州が悪で出てきますが、その一番偉い人の名前が椋梨。椋梨家は代々家老を務め、幕末に命を落とした人もいる。山口では、今でも名家です。アドリブで椋梨を連発するものだから、そこはちょっとひっかかりました。
最後の左近と章の別れは、とても切なかったです。
« 編み物 | トップページ | 天は赤い河のほとり »
「北翔海莉・宝塚OG」カテゴリの記事
- CLUB SEVEN Bバージョン(2024.10.06)
- CLUB SEVEN(2024.09.24)
- ビルボードライブ大阪 Sentir(配信)(2024.07.30)
- 松平健50周年記念公演(2024.07.13)
- ジャズ&宝塚 ふたりの星(2024.01.17)
« 編み物 | トップページ | 天は赤い河のほとり »
コメント