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2018年2月26日 (月)

ドクトル・ジバゴ

Cpl73a0000073vts(宝塚のHPよりお借りしました)

先週「それで、いいのか」という出来事があり、ずっと気分落ち込んでいました。家事すらおっくう、引きこもり状態。

そんな中、「ドクトル・ジバゴ」という文芸物。本は読んでいませんが、映画を観ました。(いくら何でも映画館ではないです。DVDです)ロシア革命という、誰も幸せにならない、やたら長い映画だった記憶が。

よっぽど、行くの止めようかと思いました。もともと、このチケット「鳳凰伝」を観に行ったときに劇場で販売していたので、「あ、売れ残ってる」と衝動で買ったチケットですから。

結果、行ってよかったです。星組の若手の頑張り、元気もらえました。有沙さん、3人の男に愛されるラーラ、熱演でした。天寿さんの悪役ぶりもよかったです。小桜さんは可愛いというイメージがあったのですが、ジバゴの妻役、大人の女性の感じがよく出ていました。

なんと言っても、瀬央ゆりあさん。ラーラを本気で愛し、裏切られたと思い込んでしまい、極端な革命家になってしまうという難しい役どころ、熱演。
せおっちは、この公演で一つ階段上がったと思える公演でした。

ここから先はあくまで私見。轟さんのファンは読まないでね。(読まないでとちゃんと書きましたからね、苦情受付ません)
轟さん美しいし、お芝居も上手ですが、出始めのまだ医学生を目指していた頃、「いや、いくらなんでも無理」。周りと年があまりに違いすぎる。浮いてる。

歌も時々かすれていたし、「これで、次の雪組公演、2か月もつのかな」といらぬ心配をしてしまうほどでした。もう専科公演だけにお出になった方がいいのでは。

2018年2月20日 (火)

恐怖時代 多神教 2

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「耽美主義とは何ぞや」
「谷崎潤一郎はこの作品で何が言いたかったの」
一回目観てから、ずっと気になっていたことです。

結局、耽美というものわからん、という結論になったのですが、(ほとんど間がないですしね)恐怖時代は、最後のお銀の方と伊織乃介との心中の場面を、徹底的に美しくするための、地獄絵図だったのかもと、昨日思いました。

お銀の方はさらに進化していました。せりふの言い回し、美しさも残酷さも。最後の場面は、見入るほど美しかった。

志ん輔さんのアドリブ、昨日はオンパレード
「くしゃみはほくしょう、歩く姿はかいり、かいり」
「史上三人目の全組出演」
「星では、海賊、ギャンブラー、博士、そしてさむらい」
実は私のお隣、お母さまだったのですが、(二階席は空席が多くて、間は空いていた)大喜びで拍手でした。

多神教でも、最初に登場の志ん輔さん、さいころ投げる姿をして「スカイ・マスターソン」とサービス。みっちゃんの巫女さん、格好よさが増していました。登場するする時の、見得を切る姿は、これでどうだというという感じ。

今、泉鏡花の「婦系図」を読んでいます。kindle版で188作品200円という格安値段だったので。「多神教」は青空文庫で読むより、はるかに分かり易い。
婦系図は、昔新派で観たことあるような。「別れろ、切れろは芸者の時に言う言葉」しか記憶にないのですが。

おもしろいです。明治の日本が目の前に広がる感じ。中心人物の一人、妙子が最初に現れる場面、妙子がいかに美しいかよくわかる描写。ただ、「水浅黄」ってどんな色?っていちいち中断するので、先に進まないですが。

昨日は千秋楽で、最後にみっちゃんのご挨拶がありました。6月30日に京都で再演あるとか。関西の皆様、よかったですね。

2018年2月16日 (金)

恐怖時代 多神教

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行ってきました。みっちゃんの新しい挑戦。恐怖時代はほぼ脚本とおり(だと、思う。一度読んだだけなので)でも、勘十郎さんの演出は、かなり上品。血だらけの場面もそうきたかという感じ。

みっちゃん、しどけない姿でたばこを吸い男に寄りかかるという、妖艶な女性です。まぁ、あんなに綺麗な女性に迫られたら、どんな男だって虜になりますわね。

大衆演劇の人、新派の女形の人、落語家の人いろんな分野の方から、いろいろ学んだかな。志ん輔さんの茶坊主が「北翔海莉」のアドリブいうものだから、ゲラのみっちゃん笑うという場面あり。三林さんの存在感は、圧倒的でした。

多神教は一応読んではいたのですが、半分くらいしか理解できずに、そのまま行ってしまいました。ちょっとエロティックで、ちょっとおもしろい。みっちゃんは巫女で、出番少ない。でも、格好いいです。これも、三林さんの存在感!

今回は歌もダンスもありませんが、みっちゃん、きっとこのお役楽しんでると思いました。三越劇場初めてですが、500席くらいの劇場です。舞台が近くて見やすい劇場です。もう一度行くので、泉鏡花の世界をもう少し勉強しよう。

客席でスマホ操作している人が!ちょうど目に入る位置で、気になって仕方ない。近かったら厳重注意したかった。

2018年2月13日 (火)

トークショー

昨日、北翔さんのトークショーに行ってきました。3時からだったのだけれど、船橋の「幸せのパンケーキ」に寄ろうと、なんと10時集合。(笑)

早く来たみち友さんのおかげで、開店同時に入ることが出来ました。
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ふわっふわっで、とてもおいしかった。みんなでシェアして3種類。私は一番シンプルな「幸せのパンケーキ」が一番好きかな。

11時半にお店出た時には、2時間待ちだったので、この方法が一番待ち時間少ないと思われます。でも、並んでも一度は食べる価値はあります。

12時過ぎには、新橋に着いてしまったので、お茶。旦那いわく「そんなにしゃべることあるの?」あるんですよね、みなさん。みっちゃんのことなら3時間でも4時間でも。

第一ホテルに移動して、他のみち友さんと合流。

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シャンデリアがとてもきれいだったので、写真撮りましたが、綺麗さわかりませんね。3時過ぎにみっちゃん登場。紺の上下に白のジャケットという姿でした。

「爆笑トークショー」ほんとに笑って元気パワーいただきました。
今のお稽古中の「恐怖時代・多神教」のこと。みちふうデートのこと。電車でみっちゃんに遭遇した人のこと、など、など。

笑っただけでなく、老人ホームを回る意味など、みっちゃんファンでよかったと思った一日でした。結局、お友達と夕飯も一緒。楽しい一日でした。

夜、娘が仕事後久しぶりにこちらに来て「みっちゃん、楽しかった?」と言うので、「えっ、今日の事話した?」
「聞いてないけど、新橋にいるということは、みっちゃんかなと思った」ばれてる。

2018年2月 7日 (水)

またフランキーです

おととい、僕のドッグフードを買いに行ったお母さん。凹んで帰ってきた。僕がお帰りと言っても、すぐに電話をかけだした。自動車保険の会社らしい。しかも、お母さんが悪いらしい。

(はい、やってしまったのです。ホームセンターの駐車場から道路に出ようとして、歩道まではみ出してしまい、歩行者の邪魔になるからとあわててバックして、後ろの車にガツンと。

あっ、たいしたことはないので、ご心配なく。「ちょっとした傷」程度なので。それでも、「傷」には違いないので警察を呼び、保険会社にも連絡いたしました。せっかく、コツコツ等級あげてたのがパアですが。

なんで、後ろも確かめないでバックする?と自分に問いたいですが。
警察の人が「車間距離をつめてすぎたあなたも悪い」と相手に言ってくれたので、ちょっと留飲さがりました。100パーセント私が悪いは変わりませんけどね。)

そんな事で、しょぼんとしていたお母さん、今日郵便受けを覗いて「来た、来た」って。なになに?僕の?(僕のというか、自己満足というか)

なにかいろいろ入ってたけど、

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何これ?ボタンって何?こんなキラキラボタン、自分用じゃないよね。まさか、またタカラヅカ風の僕の洋服作るため?
(正解でございます)

あのさぁ、僕がお洋服着るの、背中の毛が生えそろうまでの一時なんだけど。
(まぁ、そんなこと言わないで。この間の、スカートピラピラ可愛かったし。「作るのかんたん、平らなワンコ服」なんて本も買ったし。生地もたくさんあるし。
しばらく、キラキラ服作るからさ。)

オー・マイ・ガット!お母さん、完全にキラキラ病にかかってる。ま、いいかぁ。どこかに出かけてガツンガツンやるよりは。
(人聞きの悪いこと言わないでよ、保険だって最高級まで上がっていたんだよ。使うの初めてなんだよ)

2018年2月 6日 (火)

おめでとうございます

エントレの「2017年一番面白かった舞台」にパジャマ・ゲームが一位に選ばれました。
http://entre-news.jp/2018/02/47573.html

みっちゃんのコメントも面白いです。
何年か後に再演して~、もっと言って。←みっちゃんの真似

新納さんのコメント
この『Pajama Game』はミュージカルがミュージカルらしくあった時代の、ミュージカルの素敵さがふんだんに詰まったコメディ作品。
そんな『Pajama Game』が一位に選ばれて、また日本でもミュージカルコメディが多く上演されるようになるのではないかという希望も感じます。

私もほんとにそう思います。日本ではコメディ物って軽く扱われがちだけれど、パジャマゲームは、出演者のレベルそのものが非常に高かったですものね。もっと評価されてもいいと思います。

All Aboutミュージカル・アワードにも、
作品賞と
助演男優賞に栗原英雄さんが選ばれました。
こちらもおめでとうございます。

あぁ、もう一回観たいなぁ。

2018年2月 1日 (木)

豆まき

今日、船橋の阿弥陀山清房院で行われた、みっちゃんの豆まきに行ってきました。あいにくのお天気だし、寒いしちょっと迷ったのですが、みっちゃんに会いたくて。

うちから距離的には近いのですが、電車で行くと結構不便。東葉高速に初めて乗りました。運賃高いとは聞いていたが、ほんとだ。

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飯山満。はさまと呼びます(って、読み方やっと覚えたのだけれど)戦没者慰霊のお寺だそうで、佐藤栄作元総理の碑などありました。自衛隊の制服を着た方がたくさんいらしたので、そちらからの依頼でしょうか。

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年女の欄に「前宝塚星組トップ 北翔海莉」と。

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みっちゃん裃の下はスーツでした。最初から最後まで、笑顔。

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この笑顔を見たくて、はるばると。というほど、遠いわけではないけれど。行ってよかったです。もう、三越劇場の舞台もすぐですね。お風邪など、お引きになりませんように。

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きのう観劇。昨日は2階席だったので、舞台全体が見渡せて、とても快適でした。

トップになった望海さんはすばらしいです。ロベスピエールは誰でも知っている人だけに、かえってやりにくいのではと思っていたのですが、だいもんのお芝居力は期待を裏切りませんね。

ワイルドホーンさんの難曲も歌いこなす歌唱力は言わずもがな。だいもんが歌うたびに、劇場全体が一つになるという感じ。真彩さんも歌上手なので、今後どんな作品が見られるのか期待大です。

咲奈ちゃんが二番手もぎとりました。少し前から歌上手になったなと思っていたので、順当なところでしょうか。「歌劇団」なのだから、人気あるなしではなく、歌上手かどうかで番手選んでほしいものです。

ショーは、だいもんの美声が響き渡るショーで大満足でした。「ジ・エンタ」の野口先生の作で、時々「ジ・エンタ」を思い出しながら観ていました。
今後が期待できるトップコンビに出会えたことは、幸せなことです。

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