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2015年7月 1日 (水)

記者と皇帝

これ実は2度見たんですよ。1度目は何がおもしろいのかよくわからなくて。そもそも自分を皇帝と思い込んでる浮浪者のことを、なぜ新聞が毎日取り上げるのか、それを喜んで読む読者の気持ちがわからなくて。ドタバタしているうちに、いつの間にか皇帝は逮捕されているし、なんか最後はみんなハッピーになっちゃてるし。なんだこれって感じ。

消す前に、この作品の評判いかに?と検索したら、ほとんどがおもしろかったって。そーなの?
ちょっと調べたら「ノートン1世」って実際にいたんですね。新聞も頻繁に取り上げていたのも事実だし、大物たちからちゃんと返信受け取っているし、紙幣も発行していたみたいだし。こんなこと、「記者と皇帝」がなかったら絶対知らなかったことだわ。

で改めて見たら、すごいおもしろかった。アーサー(北翔海莉)がお坊ちゃんのくせに家出して、記者になると宣言してから友達(蓮水ゆうや)や踊り子ロッタ(すみれ乃麗)、新聞社の社長マーク(十輝いりす)らを巻き込んでのドタバタ、皇帝人気を利用しようとするブライアン(凪七留海)ら悪役もいて、結局はみんなハッピーエンド。

十輝さん、いいですね。あの長身で踊る姿はものすごく恰好いいです。4年たって、また北翔さんと星組で一緒の舞台に立ってるなんて、嬉しいことです。愛ちゃんは長髪がものすごく似合っていたし、桜木さんはもう目立っていたし。

ちょっとシリアスになったところは、ブライアンがお金でマークに事実と違う記事を書かせようとするところ。自民党の若手議員の「マスコミを懲らしめるには~」の発言が頭をよぎって、あるあると思ってしまいました。

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