思いがけないこと
今日、タカラヅカスカイステージから封書が届き、「何だろう」と思って開けてみると、6日の貸切公演、当選しましたとのこと。そういえば、スカイステージのHPを見たついでに、応募していたんだけれど、そんなことすっかり忘れておりました。
私、一公演に一度の観劇がやっとなので、この間15日に観劇した時に、柚希さんも見納めと思っていたのですが、思いがけなくもう一度観れることになって、びっくりしています。チケット取れなかった柚希ファンの方ごめんないさい。席は当日抽選とのことで、わからないのですが、15日の観劇は2階席だったので、今度は1階だといいな。(まで望むと贅沢ですね)
「黒豹の如く」私はいい作品だと思ったのですが、「駄作だ」という感想が多くて、そんなことはないと心で反論していました。柴田先生は戦争経験者でプログラムにも、終戦の報を聞いた時の虚脱感を書いていらっしゃいました。私自身は戦後生まれですが、全く戦争を知らない世代とのギャップみたいなものを感じました。
ラストのモロッコ行、あの時期モロッコへ行く意味くらいわかってほしい。「余韻」と前の感想で書きましたが、私はアントニオはモロッコで戦死したと思います。独裁政権のもとで海軍に居続けるとは思えないので。行間を感じることが出来れば、名作だと思うんですけどね。
数多い柴田先生の作品の中で、私が観たのはごく一部ですが
「あかねさす紫の花」 これははっきり嫌いです。万葉集好きの私にとって、あの歌が安易に三角関係になっているのが受けいれられない。
「うたかたの恋」凰稀さんの軍服姿が美しかっただけ。
「大江山花伝」「アルジェの男」「琥珀色の雨にぬれて」「哀しみのコルトバ」「激情」これらはよかった。
「誰がために鐘は鳴る」これもいい作品でした。北翔さん演じるゲリラの若者、「実は伝令に出てほっとしてるんだ。橋を爆破する側じゃなくてな」という本音のせりふが、心に残った作品です。
それにしても、「1789」の1列目当選といい、今日のことといい、なんだかいいことばかりでちょっと怖い。その反動が来そうで。
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