虞美人
「虞美人」(10年花組公演)を見ました。中国物って苦手なんだけれど(登場人物を把握するのに時間がかかるから)これは面白かった。ゆうさんが無教養で悪行を繰り返した人物にしては、上品すぎる感じはしたけれど、後の配役がまさにぴったり。荘さんが人望のある劉邦、まっつが影で劉邦を操る軍師、張良はこの人以外はいないでしょうって感じ。なんといってもだいもんの娘役が可愛くって、見ながら「かわいい~」とテレビに向ってつぶやくこと数回。(笑)そんな桃娘を苦しめる、みつる君がほんとに嫌いになりました。(見てる間のことね)愛音さんと幸せになってほんとよかった。と、はまり込んで見ました。
「THE SCARLET PIMPERNEL」(10年月組公演)もおもしろかった。全然話を知らなくて、見初めて「あら、ベルばら後のフランスの話なのね」というレベルでしたが、きりやんが恰好よくって。追い詰めるまさお君に負けるのか、妻への疑いははれるのか、最後までハラハラドキドキで見ちゃいました。王太子は牢内で死んだはずだから、計画はうまくいかなかったと思ったので、ラストは意外な展開でしたが。
エリザベートのブルーレイが予定より早く届きました。量産にはげんだのね、よしよし。ブルーレイは衣装の細部までわかるほど、映像がきれい。しばらくエリザベート・マジックにかかることにします。
エリザベートも16日が千秋楽。蘭ちゃんはじめ6人が退団しました。宝塚の時はまだ東京があるって余裕で見られるけれど、東京はほんとに最後。やっぱりさみしいものです。
みりおさんって舞台ではストイックすぎるぐらいなのに、挨拶のときにはゆるーくなって笑っちゃいます。蘭ちゃんの最後の一言が「エーアン花組!」なのに、反応が遅くて、声もちっちゃくて。やった蘭ちゃんの恥ずかしそうな顔忘れられません。
だいもんが「花組ポーズ」をやりたいって言った時に、みちこさんがききちゃんに教えを受けていましたね。みちこさん、どんな花組ポーズだったのか、テレビ映してくれなかったのが残念です。
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