ベルサイユのばら
昨日、今日と漫画を読みふけっておりました。
きっかけは「ベルばらkids」4コマ漫画ですが、3頭身のオスカルやアンドレがとにかく可愛い。そしておもしろい。アンドレが「身分ちがいさえなければ、オスカルと結婚して」と考え、オスカルが「あなた朝食よ」と妄想する場面は、声出して笑っちゃいました。
これを読んでると「ベルばら」も読んでみようという気になって、読み出したら止まらなくなって。電子版は便利です。ワンクリックで次々読めるから。ちょっと、来月の請求が恐いかも。
池田理代子さんの「ベルばら」おもしろいです。フランス革命も民衆の困窮を利用した反国王派の貴族の思惑もちゃんと描かれているし、民衆の生活を知ったオスカルの苦悩もちゃんと描かれているし。
2時間の舞台に全部入れるのは不可能なのはわかっているけれど、宝塚の「ベルばら」も砂糖菓子のように甘いだけでなく、苦悩しているオスカルがお酒におぼれる場面一ついれるだけで、ずいぶん違う感じになるのになと思いながら読んでいました。
フランス革命もバスティーユ襲撃はほんの始まりでしかないことは知っていましたけれど、詳しいことをネットで調べてみました。日本の明治維新もたくさん犠牲を出したけれど、フランスも今の共和制になるまで大変だったのね。フェルゼン伯爵やルイ17世の悲惨な死、時代が変わる時の犠牲とはいえ、ちょっと悲惨すぎます。
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