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2014年10月24日 (金)

エリザベート

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見てきました。「一週間ごとに、タカラヅカ?」という相方の視線かわしつつ。隣どうしで「伯爵令嬢」と「エリザベート」。だから宝塚はおもしろい。

日比谷シャンテで衣装展をやっていて、いろんな舞台衣装が展示してありました。これは望海さんが「New Wave!花」で着ていた衣装です。

昨日は蘭寿さんご観劇でした。私だけでなく、劇場にいたほとんどの人は気づいてなかったようで、2幕の始まりで、ルキーニが「なんと今日は蘭寿さんがいらっしゃる」客席ワァーの歓声。
「ついこの間まで、こちらで腰を回していたのに、数か月でずいぶんお綺麗になられて。一時間でも二時間でも見ていたいけれど、今日はこの後新人公演があるんですよ。写真撮りますよ。なに、どうせなら全身?ポーズもつけて?ハイ、鳩がでますよ」(休憩時間中にお許しを得たと思いますが、だいもんなら仕方ないねって感じかな)というわけで、ちゃんと立ち上がってらっしゃいました。(私の席からは頭しか見えなかった)やめても優しいお方です。

肝心の「エリザベート」の話。私は過去の公演も見たことないし、他の方の感想も読んではいないので、ほんとの初心者の感想です。
明日海さんはあの容貌に生んでくれたご両親に感謝すべきですね。私たちもその明日海さんが見られることに感謝です。もう、出てきただけで、鳥肌たちました。トートそのものでした。歌も完璧、文句なしです。

蘭ちゃんも集大成って感じで、とても好演でした。みりおさんと蘭ちゃんコンビ、とっても息が合ってったけれど、これで最後なのね。「エリザベート」が退団公演なんてこの幸せ者め。蘭ちゃんの「エリザベート」はきっとみんなの記憶に残ると思いますよ。

ルキーニとフランツの実力はもうわかっているので、改めて書くこともないと思いますが、フランツは若者から老人までよく演じていて、改めて北翔さんすごいです。「扉をあけて」も「夜のボート」も、切なくて大好きです。望海さんも北翔さんも聴いていて、とてもここち良いですね。

ルドルフ(昨日はききちゃん)親の愛に飢えている様子がよく表れていました。その心の隙に入り込むトート「闇が広がる」は鳥肌ものでした。マダム・ヴォルフ、可愛かったよ。ゾフィーも好演でしたが、二人ともこれで最後なんですね。一花さんの退団残念です。「くらわんか」の幽霊役や「オーシャンズ11」のダイアナ役、あんな個性的な役できる人はそうそういないと思うので。

最後のエトワール。一花さんじゃだめだったのですかね。せめてもう少し指導してほしかったわ。公演の中でも全然目立たなかったし、次の娘役トップ大丈夫?頑張れね。

いつもプログラムしか買わない私ですが昨日はCD買ってきました。この公演のものじゃなく過去の公演ものですが。どの曲もとてもいいです。ブルーレイが出たらたぶん買います。(これ、私流の最大のほめ言葉です)

また、おばさんのこごとを一言。観劇の時は香水はほどほどに。(出来ればつけないでほしい)むせちゃって咳が。北翔さんが歌っている時など、出ませんようにと思うとよけいに咳が出る、あせりました。

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