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2010年8月19日 (木)

図書館

10年ぶり(もっとかも)くらいで、図書館へ行きました。本は新しい本を1ページずつめくるのが好き、デジタル図書も便利そうだけれど、寝転がって文庫本を読むのが一番、と思っている私は、本屋が一番身近なところです。

ただ、このところずっと佐伯泰英ものを読んでいると、読みやすいのはありがたいのですが、本代もばかにならない、読み終わった本の収納場所も考えなければならないとなってくるわけで、図書館利用もありかなというわけで、行ってきました。

貧乏で有名なわが市(磐音シリーズで借財に苦しんでいる豊後関前藩みたい)のこと、あまり期待しない方がいいかもと思いながら、久し振りに図書館の雰囲気を味わってきました。借りたかった磐音シリーズはそろってなくて、順番に読まなきゃ意味ないしと借りるのをやめて、酔いどれ小藤次ものを借りて、利用券を出すと、あまりに長い間利用していなかったので、無効になっていました。

新しく作り直して、今はネット予約もできるということで、その手続きもして、また新たな気持ちで図書館利用者の一員になりました。

51gxvy4d9cl__sl75_ 酔いどれ小藤次ものも、磐音シリーズに通じるところがあって、なかなかおもしろいです。こちらの追っかけもしなくちゃいけなくなって、佐伯泰英さんに取りつかれそうです。

2010年8月14日 (土)

鴨川シーワールド

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娘と鴨川シーワールドへ行ってきました。まず11日、安房小湊の「鯛の浦」で遊覧船に乗りました。遊覧船とはいえ、船が結構揺れてスリル満点でした。鯛が本当に船の際まで来るのにびっくり。餌がなくなると「じゃぁね」って感じで、すぐにいなくなっちゃいましたが。

宿泊する、魚彩和みの宿三水にチェックインした後、すぐ前にある誕生時を散策。夕食は魚がとてもおいしくて、堪能しました。写真を撮るのを忘れたので、こちらです。

12日は8時過ぎににはチェックアウトしてシーワールドへ。夏休みで混むと思い、早めに行ったのですが、予想以上の人でした。ベルーガやいるかに触れる体験ツアーの整理券は当然とれず、こうなったら四つのショーは見たいということで、まずベルーガのショーへ。頭いいんだねと感心しながら、つぎはあしかのショーへ。あしかの家族という設定で、次々とわざを披露してくれました。写真はおとうさんあしかの「笑うあしか」です。うまく写真撮れなかったのですが、ほんとうに笑うんですよ。

一番の人気はしゃちのショーなんですが、これが一時間前から席を取らなくちゃってくらい大変。なんとか席を確保したのですが、一時間待ちでも、満足できるダイナミックなショーでした。あと、いるかのショーを見て、思い残すところなく、帰ってきました。

シーワールド、まだ子供が小学生の時に行ったことがあるのですが、それから、施設もずいぶん充実していたし、ショーもレベルアップしていました。今度は孫をつれていきたいな。

2010年8月 1日 (日)

読書メーター

mistさんのブログで教えてもらった読書メーターに私も登録しました。ここ何年か、池波正太郎だの平岩弓枝など、時代小説ばかり読んでいた私には、ジャンルを広げるのにとてもいいサイトです。買ったまま忘れてしまって本棚の隅にあった本を出してきてみたりしています。

登録したのが7月16日。半月の間に読んだ本21冊。もっとも、ほとんどが佐伯泰英の「鎌倉河岸」シリーズ。とても読みやすくて、一日2冊ペースで読めちゃいますから。これは最新巻の「紫房の十手」まで読み終わりました。時々、「いくら小説でも、これはないと思う」とか言いながら、若い四人の活躍楽しんでいます。

7月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:6999ページ

噂の皇子(みこ) (文春文庫)噂の皇子(みこ) (文春文庫)
20年近く前に、買ったまま忘れていた本を引っ張り出してきました。おもしろかったです。歴史年表では「1180年、以仁王の乱」で片付けられる謀反を、頼政に近い4人の言葉を借りて、いろいろな頼政像を見せてくれました。(双頭の鵺)永井路子さんの独特の歴史感を垣間見たような気がします。
読了日:07月31日 著者:永井 路子
夢の夢―鎌倉河岸捕物控〈15の巻〉 (時代小説文庫)夢の夢―鎌倉河岸捕物控〈15の巻〉 (時代小説文庫)
読了日:07月30日 著者:佐伯 泰英
隠居宗五郎―鎌倉河岸捕物控〈14の巻〉 (時代小説文庫)隠居宗五郎―鎌倉河岸捕物控〈14の巻〉 (時代小説文庫)
読了日:07月30日 著者:佐伯 泰英
独り祝言―鎌倉河岸捕物控〈13の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)独り祝言―鎌倉河岸捕物控〈13の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月29日 著者:佐伯 泰英
冬の蜉蝣―鎌倉河岸捕物控〈12の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)冬の蜉蝣―鎌倉河岸捕物控〈12の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月29日 著者:佐伯 泰英
浮かれ黄蝶―御宿かわせみ浮かれ黄蝶―御宿かわせみ
厳密にいえば、再読なんですが、きれいさっぱりと中身を忘れているのに、自分でもびっくり。この本には、るいさんも東吾さんも活躍してる。やっぱり、落ち着くなと「かわせみ」の居間にいる気分。
読了日:07月28日 著者:平岩 弓枝
小さいおうち小さいおうち
奇麗な奥様、優しい旦那様、かわいい坊ちゃん、そして有能な女中タキさんと小さいおうちには幸せがぎゅっとつまっていて、でも読み手のこちら側は、東京オリンピックがなかったことも知ってるし、だんだん戦争が激しくなってくることも知ってるし、この一家は一体どうなっていくんだろうと不安な気持ち。そんな気持ちをずっと最後まで引きずって、読み終わったときには「はぁ」と大きな溜息が出た一冊でした。考えてみれば、未来なんて誰にもわからない。未来の日本「何十年か前には、食べたい物を食べられて、平和だったのよ」なんて言われないよう
読了日:07月27日 著者:中島 京子
花世の立春―新・御宿かわせみ花世の立春―新・御宿かわせみ
「浮かれ黄蝶」から「新・御宿かわせみ」に変わった時には、一巻ぬかしてしまったかと思いました。主だった人々は行方不明だったり、亡くなっていたりして、時代も明治に変わり、主人公もその子供たちになっていて、急激な変化についていけませんでした。読み進むうち、平岩弓枝さんは時代の急激な変化や、残された人々の深い悲しみをあえて行外に残し、たくましく生きた明治の人々を改めて描こうとなさってると思い、それだけ東吾やるいに思い入れが深いのだと勝手に理解しました。新御宿かわせみの今後に期待しています。
読了日:07月26日 著者:平岩 弓枝
代がわり―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)代がわり―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月25日 著者:佐伯 泰英
埋みの棘―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)埋みの棘―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月24日 著者:佐伯 泰英
道場破り―鎌倉河岸捕物控〈9の巻〉 (時代小説文庫)道場破り―鎌倉河岸捕物控〈9の巻〉 (時代小説文庫)
読了日:07月24日 著者:佐伯 泰英
銀のなえし―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)銀のなえし―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
しほちゃんはいつかは政次といっしょになるとは、思っていたものの、こんなにあっさりとは思わなかった。友情と愛情のはざまで悩んだ末に、なんて思っていたので、ちょっと肩透かし。
読了日:07月23日 著者:佐伯 泰英
深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)深川澪通り木戸番小屋 (講談社文庫)
読了日:07月22日 著者:北原 亞以子
コロボックル物語(1) だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ―コロボックル物語)コロボックル物語(1) だれも知らない小さな国 (児童文学創作シリーズ―コロボックル物語)
この本を初めて読んだのが、30年以上も前。子供の頃、こんな遊びしたとか、こんな風景あったとか、その時とても懐かしく感じたのを覚えています。コロボックルは絶対いると今でも思っていますが、ますます住みにくい環境になったかな。
読了日:07月21日 著者:佐藤 さとる
下駄貫の死―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)下駄貫の死―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
下駄貫には生きていてほしかった。若親分になった政次にどんな厭味をいうのか、突っかかるのか、それを政次がどう解決していくのか、見てみたかった気がします。
読了日:07月21日 著者:佐伯 泰英
引札屋おもん―鎌倉河岸捕物控〈6の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)引札屋おもん―鎌倉河岸捕物控〈6の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月20日 著者:佐伯 泰英
古町殺し―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫―時代小説文庫)古町殺し―鎌倉河岸捕物控 (ハルキ文庫―時代小説文庫)
このシリーズものでは(今まで読んだ中で)一番おもしろかったです。タイムリミットまでに事件解決できるのか、ってハラハラしました。最後は将軍様の前でなんて、格好良すぎ!宋五郎さん
読了日:07月20日 著者:佐伯 泰英
暴れ彦四郎―鎌倉河岸捕物控〈4の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)暴れ彦四郎―鎌倉河岸捕物控〈4の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月19日 著者:佐伯 泰英
御金座破り―鎌倉河岸捕物控〈3の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)御金座破り―鎌倉河岸捕物控〈3の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月18日 著者:佐伯 泰英
政次、奔る―鎌倉河岸捕物控〈2の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)政次、奔る―鎌倉河岸捕物控〈2の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月17日 著者:佐伯 泰英
橘花の仇―鎌倉河岸捕物控〈1の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)橘花の仇―鎌倉河岸捕物控〈1の巻〉 (ハルキ文庫 時代小説文庫)
読了日:07月16日 著者:佐伯 泰英

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