鎌倉河岸捕物控
暑い日には読書が一番。というわけで、最低限の家事をした後、居間のソファに寝転がって読んでいます。今読んでいるのが、NHKの土曜時代劇の原作、佐伯泰英さんの「鎌倉河岸捕物控」シリーズ。六の巻の「引札屋おもん」まで読み終わりました。
政次、亮吉、彦四郎の三人の幼なじみに、両親を亡くしたしほの四人の若者がだんだん大人になっていく過程を、金座裏の十手持ち宋五郎や豊島屋の主人清蔵が見守っているという話ですが、読みやすくておもしろいです。
話は一話完結ですが、一冊ごとに大きな事件が伏線にあって、その事件がどう解決するのかついつい一冊読んでしまうという、佐伯泰英さんの術に完全にはまっている。(笑)
優等生の政次より、政次を金座裏の後継ぎにと引き取ったことに、悩んで家出までしてしまう亮吉に魅力を感じます。まだ、政次は駆け出しの十手持ちですが、これから後継ぎとしてどう成長していくのか、しほちゃんとの関係はどうなるのか、興味津々です。
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