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2009年1月 9日 (金)

最後の忠臣蔵

ちょっと、体調が悪くて、この2・3日、朝掃除機をかけ終わったあと、こたつでごろごろ。年末に録りためた録画をずっと見ていました。

なかでもおもしろかったのが「最後の忠臣蔵」。吉良邸に討ち入りした四十七士の中で、一人生き残った寺坂吉右衛門を描いたもので、数年前にNHKで放送されたものです。忠臣蔵そのものは毎年のように放送されていて、どんなに話を変えようがちょっと食傷気味なのですが、これは忠臣蔵のその後ということで、なかなか興味深く見ることが出来ました。

寺坂吉右衛門が生き証人として各地に遣わされたというのは事実に近い気がします。他の逸話は創作だと思いながら見ていましたけれど、瀬尾孫左衛門はどうして討ち入り前夜に逃げたの?篠さんを二度も捨ててそれでいいの?とかって思いきりはまりました。

全六回ですが、四話で形勢逆転。マザコン綱吉に桂昌院の官位と引き換えに、遺児と吉右衛門の大赦を取り付ける、次期将軍家宣たち。この場面が一番おもしろかった。自分の引き時を考える柳沢吉保と代わりにのし上がっていく間部詮房、世代変わりって感じで仕方ないんじゃない。なんてね。

無罪放免された吉右衛門、帰りに篠にかんざしを買うけれど、そううまくいくんかいな。とおもったらやっぱりね。その後、瀬尾孫左衛門とも再会し(妾に産ませた子の世話を頼むなんて、内蔵助もひどい人)その子の嫁入りで一段落。

その後、篠さんとも再会しめでたしめでたし。で終わったのですが、吉右衛門の生涯ってほんとはどうなのでちょっとネットで調べて見ました。83歳で病没って長生きしたんですね。討ち入り後の生涯、ほんとはどんなだったんでしょうね。

体調の方はごろごろしていたおかげで、だいぶよくなってきました。胃のむかつきがなかなかすっきりしなくて、家人からは病院へ行けと言われてますが…・

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