写真
もう少しダイの思い出話にお付き合いくださいね。こうして文章にすると精神的にすこし落ち着くのです。
ダイは耳が聞こえなくなっていました。うちの近所に雷が落ちて、私自身とても怖かったのに、ダイはぐうぐうお眠り中。耳が遠くなったことは気づいていましたが、あの雷がわからないということは、もうほとんど聞こえてないと気づきました。
目も白内障がずいぶん進んでいたようです。晩年は特に甘えん坊になったと思いました。私がこたつに入っていると、横で安心して寝てるくせに、台所に立つとヨロヨロと立ち上がり、キッチンマットの上で寝るのです。邪魔だし、危ないしで居間に戻しても、いつのまにか私の横でお眠り中。
甘えん坊さんねと笑っていましたが、ダイにしてみれば、暗闇の中で人間の気配を感じていないと不安だったのでしょうね。
ここ何ヶ月かは出かけるのも控え目にし、できるだけダイの横にいるようにしましたいけれど、それだけにいなくなった喪失感はとてつもなく大きいものです。
写真立てを買ってきて、居間に置きました。写真に向かって「ダイがいなくなって寂しいよ」と声にだしていうと、ダイが写真越しに「おかあちゃん、そんなに泣かないで。ぼくさ、ペペやアイちゃん、ラッキーたちと楽しく遊んでいるよ」と言っているような気がします。
ダイのアルバムを作ってみました。http://fwhx7109.cocolog-nifty.com/photos/dai/
おひまなときに見てやってください。
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ブログを書いていて、誰に読んでもらう目的もなかったんですが、
書くということは、自分の心の整理をつけているような気がしていました。
そこに共有してくれる思いがあると多分、いっそう上手に整理がつけられるんじゃないかと思います。
何年後かわかりませんが、
きょんさんと同じ思いをたどる自分がいると思います。
老いるって結構残酷ですね。
生きとし生きるものがたどる道ならば、
やっぱり死は解放なんですね、、
また会える日を、、楽しみに!
ないちまいました。。^^;
投稿: alipon | 2007年12月13日 (木) 16時44分
私のグジグジにお付き合いいただきまして。
aliponさんの時にはたくさん付き合っちゃいますね。
ほんとわかっているんですよ。ヨロヨロとやっと生きてる状態より、あちらで思い切り走りまわってる方が幸せだと、頭ではね。
ただ、心がね。まだ受け付けません。今日も車が家に近づくと涙が止まらなくなって。危ないったらありゃしない。
投稿: きょん | 2007年12月13日 (木) 21時32分
ダイちゃん、大往生だったのですね。
看取れるというのは、幸せなことなのだろうと思います。
今は何を見ても涙が出てくるのではないでしょうか。
お話を聞いただけで、私まで涙が出てくるのですから。。。
ダイちゃん、これからもみんなをお空から見守って下さいね。
私もパルとの一日を大事にしたいなと、強く思いました。
ビーズであんなフクザツなのもお作りになられるなら、羊毛ドッグもきっとできますよ!
キットもあるし、チャレンジされては?
集中するので、気分もまぎれるし、作りながら話しかけて、いろんな思い出を振り返るのも楽しいですよ。
投稿: つちまま | 2007年12月14日 (金) 00時48分
ありがとうございます。涙はまだ止まりませんが、少しづつ現実を受け入れることが出来そうです。
羊毛ドックになるのはいつのことか。それまで羊毛アニマルがいくつ出来ることやら。
楽しいことを教えてくださって感謝です。
投稿: きょん | 2007年12月14日 (金) 19時42分